JAJU911 November 2023
このセクションでは、リファレンス デザイン基板のテスト設定について説明します。
AC 入力電力は、電力アナライザを使用してリファレンス デザイン基板をサポートします。出力は USB Type-C コンセントから USB Type-C 負荷に供給されます。正確な電圧測定のために、電子負荷のリモート センス機能を出力コンデンサ (C18) に接続します。テスト設定図については、図 4-3 を参照してください。
このリファレンス デザインは、テスト ポイントを使用しないコンパクトな設計です。設計者は、F1 と CX1 の近くに基板の L1 と N1 の AC インレットを接続する必要があります。図 4-4 に示すように、L1 と N1 は AC 入力接続であり、電力アナライザの電圧センスです。電力アナライザの電圧測定は、L1 と N1 の近くに配置します。入力電圧範囲を設定するときは、AC ケーブルの電圧降下の影響を低減するために適切な入力電圧が得られるように電力アナライザを確認してください。電力アナライザの平均または積分機能を使用して入力電力を読み取ります。
出力には、J1 からのUSB Type-C ケーブルを使用して USB PD 負荷基板に接続し、次に電子負荷に接続します。図 4-5 に示すように、リモート センスを C18 の端子に接続することで、出力ケーブルの電圧降下による損失を低減しています。電子負荷からの出力電力を直接読み取ります。