AMC1306M05 は、シャント方式高精度相電流検出に適した、小型で高精度の強化絶縁型デルタ シグマ変調器です。この設計の主な特長は次のとおりです。
- ±50mV の差動入力電圧範囲により、より小さいシャントの使用と、±250mV の入力電圧範囲を持つ変調器に比べて消費電力の 80% 低減が可能
- ±50μV の超低オフセット、1μV/℃ (最大値) のオフセット ドリフト、82.5dB (標準値) の高 SNR により、オフセット較正の不要化と、優れた DC および AC 性能を実現
- 100kV/μs (標準値) という高い同相過渡耐性 (CMTI) により、より高いスルーレートの GaN-FET で動作可能。AMC1306M05-Q1 バージョンは、100kV/μs (最小値) の CMTI をサポート。
- 2121VDC の最大定格絶縁動作電圧により、ロジック GND が負の電源レールを基準とする、ホット側制御の電源システムで動作可能
- 拡張産業用温度範囲に対応:-40℃~+125℃