このリファレンス デザインには、Python で開発された GUI が付属しています。図 3-8 に、GUI のスクリーン キャプチャを示します。図 3-9 に示すように、グラフィカル表示に加えて、表示データも端末ウィンドウにライブで表示されます。
煙探知器 GUI を使用するには以下のとおりにします。
- 煙探知器 GUI は Python ソースコードを介して配布されており、使用する前に実行可能ファイルに組み込む必要があります。Python ソースコードを含むファイルを展開し、付属の
README
を参照して GUI を構築してください。 - SASI センシング ボードを LaunchPad 開発キットに接続します。PC 通信に必要なのは、LaunchPad の内蔵 XDS110 エミュレータのみです。LaunchPad の他の部分はアクティブ化されていません。
- USB ケーブルで LaunchPad を PC に接続します。
- GUI
sasi_smoke_detector_m0l1306.exe
を開きます。
- きれいな空気から始めてください。
- ベース信号が適切に計算されるように、最初の電源投入またはリセット後 12 秒間待ちます。
- COM ポートの自動検出を行うには、Update COM ボタンをクリックします。
- データロギングのファイル名を入力します。
- ログ ファイルは GUI プロットのイメージとともに
capture\<date>\folder
に保存されます。
- 複数のログには「_0」、「_1」などが付加されます。
- 各ファイルには 1000 個のエントリが記録され、1000 エントリごとに新しいファイルが生成されます。
- 煙トリガのスレッショルド値を最下位ビット (LSB) に設定します。
- Start ボタンをクリックして測定を開始します。
- 測定統計は、LSB の側に表示されます。
- 信号がスレッショルドを超えているかどうかに基づいて、煙表示 (煙が検出されていない、または検出されている) も表示されます。
- 推定された粒子サイズと質量濃度も表示されます。
- 測定を停止するには、Stop ボタンをクリックします。
- データは自動的にログに記録されます。IR LED および青色 LED からの時間と信号応答 (LSB 単位)、粒子サイズの推定、煙探知フラグも端末にストリーミングされます。