JAJU920 December 2023 MSPM0L1303 , MSPM0L1304 , MSPM0L1305 , MSPM0L1306 , MSPM0L1343 , MSPM0L1344 , MSPM0L1345 , MSPM0L1346
図 3-14 と 図 3-15 に、それぞれ蛍光灯条件と白熱光条件に対する煙探知モジュールの異なるパルス数での過渡応答を示します。蛍光灯では、300 パルスでノイズ性能の低下は見られません。パルス数を 16 に減らすと、図 3-14 の右側のグラフに示すように大きな変動が見られます。これは、蛍光灯の光が、44kHz の干渉トーンと、電源スペクトルに変調周波数に近い基本波 44kHz の高調波を持つという事実によるものです。ばらつきが大きい場合でも、煙探知モジュールは標準的なスレッショルド 20LSB で誤警報をトリガしません。
白熱光干渉 (メイン トーン 120Hz) に関しては、変調シグナル チェーンのバンドパス フィルタによって強力に除去されます (> 60dB)。これらの試験では、4 パルスでライトをオンおよびオフにした場合でもノイズ特性に大きな変化はないことを示しています。