JAJU920 December 2023 MSPM0L1303 , MSPM0L1304 , MSPM0L1305 , MSPM0L1306 , MSPM0L1343 , MSPM0L1344 , MSPM0L1345 , MSPM0L1346
このセクションでは、カスタマイズされた光学フロント エンドと機械設計について説明します。2 つの LED (BLUE 1つ、IR 1 つ) と 1 つの PD からなる設計を採用することで、煙の種類の分析が可能になり、かく乱源による誤報が減ります。図 2-12 に、モジュール基板の上面図を示し、光学素子の配置を図示します。IR LED (TSAL6100) と PD (SFH213) の間の角度は 125 度で、LED は PD の入射方向に近い向きになっています。BLUE LED (C503B-BAN) と PD の間の角度は 30 度で、LED は PD の入射方向とは反対に近い方向を向いています。これにより、BLUE と IR の両方のセンシング データを活用して煙の種類の分析を実行できるように特別に設計されています。スルーホール光学部品は、まず特別設計の 3D プリントされたコンテナに挿入してから、センシング ボードの上面に半田付けします。センシング ボードの底面には、9V バッテリ ソケット、センシング用電子回路、煙警報用の LED インジケータ、通信用コネクタが用意されています。図 2-13 に、基板の底面を上から見た写真を示します。
ボードの上面 (光学フロント エンドと同じ面) に 3D プリントされたトップ カバーを取り付けることで、昆虫や環境光などの環境干渉をブロックし、扱いやすい煙センシング環境を実現します。最高の光学性能を得るために、3D プリントされたカバーはマットブラック塗料でスプレー塗装され、カバーからの迷光反射を減らします。図 2-14 に、カバー付き煙探知器モジュールの全体図を示します。TIDA-010941 のツール フォルダから、これら機械設計の 3D ステップ ファイルをダウンロードしてください。