JAJU928 March   2024 LMX1204

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   参照情報
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1システムの説明
  8. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
    2. 2.2 設計の考慮事項
    3. 2.3 主な使用製品
      1. 2.3.1 LMX1204
      2. 2.3.2 TPS62913
      3. 2.3.3 TPS7A4700
  9. 3ハードウェア、ソフトウェア、テスト要件、テスト結果
    1. 3.1 ハードウェア要件
    2. 3.2 テスト構成
    3. 3.3 テスト結果
  10. 4設計とドキュメントのサポート
    1. 4.1 デザイン ファイル
      1. 4.1.1 回路図
      2. 4.1.2 BOM (部品表)
    2. 4.2 ツールとソフトウェア
    3. 4.3 ドキュメントのサポート
    4. 4.4 サポート・リソース
    5. 4.5 商標
  11. 5著者について

概要

大規模なフェーズド アレイ レーダーおよび通信システムには、多数のトランシーバ チャネルが必要です。各チャネルは、アナログ シグナル チェーンの中核として高速データ コンバータを搭載しています。統合型の RF サンプリング データ コンバータは、必要なチャネル数を増やすのに最適なデバイスです。これらの各デバイスは、優れた位相ノイズ性能の高速サンプリング クロックを必要とします。サンプリング クロックの周波数はすべてのデバイスで同じなので、1 つの高性能クロック信号をすべてのデータ コンバータ デバイスに分配できます。このリファレンス デザインでは、カスケード接続された LMX1204 クロック分配チップを使用して、1 つのクロック ソース入力を 16 の差動クロック出力に分配します。このデザインは 12GHz を上回る周波数をサポートしており、分配による位相ノイズ性能の低下は無視できる程度です。すべてのクロック信号は同期され、確定的なレイテンシを維持し、位相整合した出力を保証します。