JAJU949 September   2024

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   リソース
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1システムの説明
    1. 1.1 主なシステム仕様
  8. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
    2. 2.2 設計上の考慮事項
    3. 2.3 主な使用製品
      1. 2.3.1 TMAG6180-Q1
      2. 2.3.2 MSPM0G3507
      3. 2.3.3 THVD1454
  9. 3システム設計理論
    1. 3.1 ハードウェア設計
      1. 3.1.1 角度センサの回路図設計
      2. 3.1.2 MSPM0G3507 の回路設計
      3. 3.1.3 RS485 トランシーバの回路図設計
      4. 3.1.4 電源および基準電圧
    2. 3.2 ソフトウェア設計
      1. 3.2.1 角度計算のタイミング
      2. 3.2.2 回転角度の計算
      3. 3.2.3 回転角度誤差の発生源と補償
      4. 3.2.4 エンコーダ通信インターフェイス
  10. 4ハードウェア、ソフトウェア、テスト要件、テスト結果
    1. 4.1 ハードウェア要件
      1. 4.1.1 PCB の概要
      2. 4.1.2 エンコーダと JTAG インターフェイス
      3. 4.1.3 ソフトウェア要件
    2. 4.2 テスト構成
    3. 4.3 テスト結果
      1. 4.3.1 AMR センサの正弦出力および余弦出力の測定
      2. 4.3.2 静的角度ノイズの測定
      3. 4.3.3 回転角度精度の測定
        1. 4.3.3.1 エアギャップがノイズ、高調波、総角度精度に及ぼす影響
      4. 4.3.4 RS485 インターフェイスとシグナル インテグリティ
  11. 5設計とドキュメントのサポート
    1. 5.1 デザイン ファイル
      1. 5.1.1 回路図
      2. 5.1.2 BOM
      3. 5.1.3 PCB レイアウト
      4. 5.1.4 Altium プロジェクト ファイル
      5. 5.1.5 ガーバー ファイル
      6. 5.1.6 アセンブリの図面
    2. 5.2 ツールとソフトウェア
    3. 5.3 ドキュメントのサポート
    4. 5.4 サポート・リソース
    5. 5.5 商標
  12. 6著者について

電源および基準電圧

TIDA-010947 電源回路図図 3-4 電源回路図

このデザインでは、TPS7A0533 およおび REF3533 を使用して、基板上のデバイスに電力を供給しています。TPS7A0533 は、最大 5.5V の入力電圧を受け入れて、TMAG6180、TLV9062、 MSPM0G3507、THVD1454 の電源用に 3.3V レールを生成します。ノイズ デカップリング用に 2 つの並列コンデンサ C5 (1μF) を使用し、出力コンデンサ C6 (10μF) を使用して出力電圧リップルを最小限に抑えます。

REF3533 は、外部 5V 電源から電力を供給され、MSPM0 ADC の基準電圧として高精度の 3.3V 出力を生成します。TPS7A0533 と同様に、デカップリングに C8 (100nF) を使用します。C9 (1uF) は、出力電圧リップルを最小限に抑えるために使用します。