ラボ 2 のコードを実行するには、次の手順に従います。
- このラボを実行するには、セクション 3.3.2 で説明したようにハードウェアが設定されていることを確認します。
- メニュー バーの
をクリックしてプロジェクトを実行します。 - [Watch] ビューの [Expression] ウィンドウで
BT4CH_InputVoltageSense_V
が 12V~15V の範囲内にあるかどうかを確認します。 - [Expression] ウィンドウで次のパラメータを設定します。
BT4CH_userParam_chX->Relay_ON
を 1 に設定して、出力リレーをイネーブルにします。BT4CH_userParam_chX->iref_A
を 15.0 に設定します。BT4CH_userParam_chX->en_bool
を 1 に設定します。- [Expression] ウィンドウの設定については、図 3-19 を参照してください。
BT4CH_measureVI_chX
変数は、DC/DC コンバータの出力電流と電圧を示します。Isense1_A の表示値は iref_A 設定に近く、誤差は ±1mA です。- ループ安定性をテストするための SFRA を 図 3-20 に示します。SYSCONFIG ページで Run SFRA アイコンをクリックします。 SFRA GUI がポップアップ表示されます。
- SFRA GUI でデバイスのオプションを選択します。たとえば、F28P65x の場合は浮動小数点を選択します。[Setup Connection] ボタンをクリックします。 ポップアップ ウィンドウで [Boot on Connect] オプションのチェックを外し、適切な COM ポートを選択します。[OK] ボタンをクリックします。 SFRA GUI に戻り、[Connect] ボタンをクリックします。
- SFRA GUI がデバイスに接続します。これで [Start Sweep] をクリックして、SFRA 掃引を開始できるようになりました。SFRA 掃引が完了するまでには数分かかります。完了すると、図 3-21 に示すように測定値が表示されたグラフが表示されます。
- また、周波数応答データは SFRA データ フォルダ下のプロジェクト フォルダに保存され、SFRA 実行時のタイムスタンプが記録されます。