ラボ 1 のコードを実行するには、次の手順に従います。
- 図 3-9 に示すようにテスト設定を使用します。
- メニュー バーのをクリックしてプロジェクトを実行します。
- [Watch] ビューの [Expression] ウィンドウで BT4H_InputVoltageSense_V が 12V~15V の範囲内にあるかどうかを確認します。
- オシロスコープを使用して、周波数が 50kHz の場合に外部 ADC の BUSY 信号をチェックします。MCU が動作しているときの ADS8588S の BUSY および CONVST 信号を、図 3-13 に示します。
- [Expression] ウィンドウで次のパラメータを設定します。
BT4CH_userParam_chX->dutyRef_pu
を 0.06 に設定しますBT4CH_userParam_chX->en_bool
を 1 に設定します。BT4CH_userParam_chX->Relay_ON
を 1 に設定して、出力リレーをイネーブルにします。- [Expression] ウィンドウの設定については、図 3-14 を参照してください。
BT4CH_measure_V_I_chX
変数は、DC/DC コンバータの出力電流と電圧を示します。BT4CH_userParam_chX->DutyRef_pu
を調整し、電流が約 15A であることを確認します。- 図 3-15 に、開ループ電流制御用のプラント モデルを抽出するための SFRA 設定を示します。SYSCONFIG ページで Run SFRA アイコンをクリックします。 SFRA GUI がポップアップ表示されます。
- SFRA GUI でデバイスのオプションを選択します。たとえば、F28P65x の場合は浮動小数点を選択します。[Setup Connection] ボタンをクリックします。 ポップアップ ウィンドウで [Boot on Connect] オプションのチェックを外し、適切な COM ポートを選択します。[OK] ボタンをクリックします。 SFRA GUI に戻り、[Connect] ボタンをクリックします。
- SFRA GUI がデバイスに接続します。これで [Start Sweep] をクリックして、SFRA 掃引を開始できるようになりました。 SFRA 掃引が完了するまでには数分かかります。完了すると、図 3-16 に示すように測定値が表示されたグラフが表示されます。
- また、周波数応答データは SFRA データ フォルダ下のプロジェクト フォルダに保存され、SFRA 実行時のタイムスタンプが記録されます。