JAJSE03A June   2017  – October 2017

PRODUCTION DATA.  

  1. 1特長
  2. 2アプリケーション
  3. 3概要
  4. 4改訂履歴
  5. 5概要(続き)
  6. 6デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 6.1 ドキュメントのサポート
      1. 6.1.1 関連資料
    2. 6.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 6.3 コミュニティ・リソース
    4. 6.4 商標
    5. 6.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 6.6 Glossary
  7. 7メカニカル、パッケージ、および注文情報

特長

  • 制御信号管理と、4つのポートにわたるI2C集約
  • 複数のFPC402を組み合わせることにより、合計56のポートを単一のホスト・インターフェイスから制御可能
  • 独立したI2Cマルチプレクサ、LEDドライバ、ピン数の多いFPGA/CPLD制御デバイスが不要
  • すべての低速制御信号をポートの近くで処理するため、PCBの配線の複雑性を低減
  • I2C (最高1MHz)またはSPI (最高10MHz)のホスト制御インターフェイスを選択可能
  • 重要なユーザー指定のデータをモジュールから自動的にプリフェッチ
  • ブロードキャスト・モードにより、すべてのFPC402コントローラ間にわたってすべてのポートへ同時に書き込み可能
  • 先進のLED機能によるポート・ステータスの表示、点滅や調光もプログラム可能
  • 割り込みイベントをカスタマイズ可能
  • 独立のホスト側I/O電圧: 1.8V~3.3V
  • 小型のWQFNパッケージにより、PCBの裏側でポートの下に配置可能

アプリケーション

  • ToR/集約/コア・スイッチおよびルータ
  • ワイヤレス・インフラストラクチャのベースバンド・ユニットおよぴリモート・ラジオ・ユニット
  • ビデオ・スイッチおよびルータ
  • ストレージ・カードおよびストレージ・ラック
  • SFP、QSFP、QSFP-DD、OSFP、Mini-SAS HDポートの管理

概要

FPC402クワッド・ポート・コントローラは、SFP、QSFP、Mini-SAS HDなど一般的なポート・タイプ用の低速信号アグリゲータとして機能します。FPC402は4つのポートの低速制御信号およびI2C信号をすべて集約し、使いやすい単一の管理インターフェイスをホストに提供します(I2CまたはSPI)。複数のFPC402を使用すると、ホストに対する1つの共通の制御インターフェイスを備えたポート数の多いアプリケーションが実現できます。FPC402はPCBの裏側でプレスフィット・コネクタの下に配置できるよう設計されているため、配線が簡単に行えます。ポートの低速信号を、この局所化された方法で制御することにより、IO数の少ない制御デバイス(FPGA、CPLD、MCU)を使用でき、配線レイヤの密度が低減されるため、システムのBOMコストを削減できます。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
FPC402 WQFN (56) 5.00mm×11.00mm
  1. 利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。

デバイスの比較

型番 アクセス可能な下流アドレス ピン互換
FPC402 すべての有効なI2Cアドレス
FPC401 MSAアドレス: 0xA0、0xA2

ブロック概略図

FPC402 fpc_simplified_block_diagram.gif