TAS5782M 96kHzプロセッシングの30WステレオClass-Dアンプ

1 特長

• 柔軟なオーディオI/O構成
  • I²S、TDM、LJ、RJデジタル入力をサポート
  • サンプル・レートのサポート
  • BDアンプ変調
  • 3線式のデジタル・オーディオ・インターフェイスをサポート(MCLK不要)
• 高性能のクローズド・ループ・アーキテクチャ(PVDD = 12V、R_SPK = 8Ω、SPK_GAIN = 20dB)
  • クローズド・ループによりコンポーネント数の削減と小さなソリューション・サイズを実現
  • アイドル・チャネル・ノイズ = 62µVrms (A-Wtd)
  • THD+N = 0.2% (1W、1kHzのとき)
  • SNR = 103dB A-Wtd (THD+N = 1%を基準)
• 柔軟な処理機能
  • 15 BiQuads/SmartEQ
  • X-Over/EQ用の2×5 BiQuads
  • 3バンドの高度なDRC + AGL
  • 動的EQおよびSmartBass
  • SFS (Sound Field Spatializer)
  • 96kHzのプロセッサ・サンプリング
• 通信機能
  • I²Cポートによるソフトウェア・モード制御
  • 2つのアドレス選択ピン - 最大4デバイス
• 堅牢性および信頼性の特長
  • クロック誤差、DC、および短絡保護
  • 過熱および過電流からの保護機能

2 アプリケーション

• LCD、LED TV、多用途モニタ
• サウンド・バー、ドッキング・ステーション、PCオーディオ
• ワイヤレス・サブウーファー、Bluetoothスピーカ、アクティブ・スピーカ

3 概要

TAS5782Mデバイスは高性能のステレオ、クローズド・ループ、Class-Dアンプで、最高96kHzアーキテクチャのオーディオ・プロセッサが内蔵されています。デジタルからアナログへの変換を行うため、デバイスは高性能のDACと Burr Brown™オーディオ・テクノロジを使用します。必要な電源は、低電圧回路用のDVDD 1つと、高電圧回路用のPVDD 1つだけです。このデバイスは、標準のI²C通信を使用して、ソフトウェア制御ポートにより制御されます。

r_DS(on)が90mΩの出力MOSFETにより、熱性能とデバイスのコストについて最良のバランスが達成されます。さらに、熱的に強化された48ピンTSSOPは、今日のコンシューマ向け電子機器にみられる高い周辺温度において、非常に優れた動作を実現します。

1. 利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。

スペース

ブロック概略図

10% THD+Nでの電力とPVDDとの関係 ⁽¹⁾

1. TAS5782MEVMボードでのテスト結果

4 改訂履歴

Changes from * Revision (March 2017) to A Revision

• Added missing cross references to the Quick Reference TableGo
• Changed Changed the Volume Ramp Up/Down Step default value to 11Go
• Changed 5th bit of the I²C Slave Address table Go
• Added DSP Book, Page, and Register Update sectionGo
• Deleted Page 0 Registers 0x0A, 0x50, 0x51, 0x52, and 0x54Go
• Changed the PLLE bit type of Register 4 from R to R/WGo
• Changed Bit configuration of Register 0x14Go
• Changed PJDV bit in Register 21 from 5-4 to 5-0Go
• Changed Reset value of Register 0x3D to '00110000'Go
• Changed Bit configuration of Register 0x5DGo
• Deleted Page 1 Registers 0x05 and 0x08Go

5 Device Comparison Table