JAJSCS6 December 2016 TAS6422-Q1
PRODUCTION DATA.
TAS6422-Q1デバイスは、2チャネルのデジタル入力Class-Dオーディオ・アンプで、車載用ヘッド・ユニットや外部アンプ・モジュールで使用するよう設計されています。このデバイスには2つのチャネルがあり、14.4V電源から4Ω負荷へ10% THD+Nで27Wを、2Ω負荷へ10% THD+Nで45Wを、25V電源から4Ω負荷へ10% THD+Nで75Wを供給できます。Class-Dトポロジにより、従来のリニア・アンプ・ソリューションと比較して劇的に効率が向上しています。出力スイッチング周波数をAMバンドよりも高く設定すると、AMバンドの干渉を排除し、出力フィルタリングを減らしてコストを削減できます。また、AMバンドよりも低く設定すれば、効率を最適化できます。
4.5V~26.4Vの広い電源電圧範囲で動作するため、始動/停止アプリケーションにおけるオーディオのアーティファクト発生を最小限に抑えることができます。
このデバイスには、要求の厳しいOEMアプリケーションの分野で性能を発揮するため必要なすべての機能が搭載されています。デバイスには負荷診断機能が組み込まれており、出力の誤接続や、AC結合されたツイータを検出できるため、製造プロセスにおいてテスト時間を短縮するために役立ちます。
このデバイスは、56ピンのHSSOP PowerPAD™パッケージで、サーマル・パッドが上面に露出した形態で供給されます。
ピン互換の4チャネルのデバイスについては、TAS6424-Q1デバイスを参照してください。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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TAS6422-Q1 | HSSOP (56) | 18.41mm×7.49mm |
日付 | 改訂内容 | 注 |
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2016年12月 | * | 初版 |