JAJSEA3 December 2017 TLV2172-Q1
PRODUCTION DATA.
TLV2172-Q1オペアンプは、THD+Nが1kHzにおいて0.0002%で、4.5V (±2.25V)から36V (±18V)までの電源で動作できます。このような特長に加え、TLV2172-Q1は低ノイズで電源電圧除去比(PSRR)も非常に高いことから、HEV/EV自動車およびパワー・トレイン、医療機器などのアプリケーションで、マイクロボルト・レベルの信号を増幅するのに適しています。TLV2172-Q1デバイスはオフセット・ドリフトが小さく、帯域幅は10MHzと広く、スルーレートは10V/µs、温度範囲全体にわたる静止電流はわずか2.3mA (最大値)です。
ほとんどのオペアンプは1つの電源電圧でのみ動作が規定されているのに対して、TLV2172-Q1デバイスは4.5V~36Vで規定されており、電源レールの範囲外の入力信号でも位相反転を起こすことはありません。TLV2172-Q1デバイスは、最大300pFの容量性負荷で安定して動作します。通常の動作時に、入力は負のレールより100mV下、および正のレールから2V以内で動作できます。なお、完全なレール・ツー・レール入力で、正のレールを100mV超えて動作しますが、正のレールから2V以内では性能が低下します。
TLV2172-Q1オペアンプは、-40℃~+125℃での動作が規定されています。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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TLV2172-Q1 | VSSOP (8) | 3.00mm×3.00mm |
日付 | 改訂内容 | 注 |
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2017年12月 | * | 初版 |