BQ25150 は高度に統合されたバッテリ充電管理 IC で、充電器、出力電圧レール、バッテリおよびシステム監視用の ADC、押しボタン・コントローラなど、ウェアラブル・デバイスの最も一般的な機能を内蔵しています。
部品番号 (1) | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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BQ25150 | DSBGA (20) | 2.00mm × 1.60mm |
Changes from Revision B (February 2019) to Revision C (April 2023)
Changes from Revision A (October 2018) to Revision B (February 2019)
Changes from Revision * (July 2018) to Revision A (October 2018)
BQ25150 IC にはリニア充電器が内蔵されており、小型のバッテリを迅速かつ正確に充電できます。最大 500mA の充電電流と、最小 0.5mA の終了電流をサポートしており、最大限の充電が可能です。バッテリは、標準のリチウムイオン充電プロファイルを使用して、プリチャージ、定電流、定電圧レギュレーションの 3 つのフェーズで充電されます。
デバイスには高度なパワー・パス管理および制御機能が内蔵されているため、貧弱なアダプタでも、システムへ電力を供給すると同時に、バッテリを充電できます。また、ホストは I2C 経由でパワー・パスを制御でき、物理的な取り外しを行わずに、入力アダプタやバッテリからホストを切断できます。単一の押しボタン入力により、ボタン・コントローラ IC を別個に追加する必要がなくなり、ソリューションの合計フットプリントが小さくなります。この押しボタン入力は、ウェイク機能やシステムのリセットにも使用できます。実効 12 ビットの ADC により、正確なバッテリ電圧監視が可能であり、バッテリの健全性を監視するための低 Iq 測定に使えます。また、TS ピンに接続されるサーミスタや、ADCIN ピン経由の外部システムの信号を使用して、バッテリ温度を測定することもできます。動作時およびシャットダウン時の静止電流が小さいため、最大のバッテリ駆動時間が得られます。入力電流制限、充電電流、LDO 出力電圧、その他のパラメータは、I2C インターフェイスによりプログラム可能なため、BQ25150 は非常に柔軟な充電ソリューションとなっています。電圧ベースの JEITA 互換 (または標準の HOT/COLD) バッテリパック・サーミスタ監視入力 (TS) が含まれており、バッテリの温度を監視しながら、バッテリが充電中に安全な温度範囲を逸脱しないよう、充電パラメータを自動的に変更します。温度スレッショルドは I2C からもプログラム可能なため、ホストは熱充電プロファイルをカスタマイズ可能です。充電器は 5V USB 入力に対して最適化されており、ラインの過渡電圧に耐えられるように耐圧の絶対最大定格は 20V です。また、デバイスにはリニア・レギュレータも内蔵されており、無線やプロセッサ用に低ノイズのレールを提供し、I2C 経由で独立にソースおよび制御が可能です。
DEFAULT SETTING | BQ25150 | BQ25155 |
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Fast Charge Current (ICHARGE) | 10 mA | 10 mA |
Pre-Charge Current (IPRECHARGE) | 2.5 mA | 2.5 mA |
Termination Current (ITERM) | 10% of ICHARGE | 10%of ICHARGE |
Input Current Ljmit (IILIM) | 100 mA | 500 mA |
VIN DPM | Enabled | Disabled |
LDO Output Voltage (VLDO) | 1.8 V | 1.8 V |
Ship Mode Wake Timer | 2 seconds | 0.125 seconds |
DEVICE_ID | 0x20h | 0x35h |