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THVD4421 は、RS-232、RS-422、RS-485 の各物理層をサポートする、高集積で堅牢なマルチプロトコル トランシーバです。このデバイスは、2 つのトランスミッタと 2 つのレシーバを搭載しており、2T2R RS-232 ポートを実現します。また、このデバイスには 1 つのトランスミッタと 1 つのレシーバが内蔵されており、半二重と全二重の RS-485 ポートを実現できます。モード選択ピンにより、プロトコルの共有バスおよびロジック ピンが共通の単一のコネクタを共有できるようになります。RS-485 バス ピンと RS-232 レシーバ入力の終端が内蔵されているため、外付け部品なしで完全な機能を持つ通信ポートを実現できます。これらのデバイスはスルーレート選択機能を備えています。このスルーレート選択機能を使うと、SLR ピンの設定に基づいて 2 つの最大速度でこれらのデバイスを使うことができます。
レベル 4 IEC ESD 保護機能を内蔵しているため、システムレベルの外部保護部品は不要です。RS-232 には、ロジックからバスへ、およびバスからロジック パスへの機能の完全性をチェックし、また、ケーブルとコネクタの短絡をチェックする、診断ループバック モードが搭載されています。さらに、RS-485 レシーバのフェイルセーフ機能は、バス入力が開放または短絡しているとき、またはバスがアイドル状態のときに、受信したロジック出力をロジック High に駆動します。シャットダウン モードの消費電流は非常に小さく (代表値 10μA)、消費電力の制約が厳しいアプリケーションに最適です。このデバイスには、RS-232 用のチャージ ポンプ、および RS-232 と RS-485 の両方のドライバ / レシーバに電力を供給する 3V~5.5V の電源が必要です。独立したロジック電源 VIO (1.65V~5.5V) により、低レベルのマイクロコントローラとのインターフェイスが可能です。