AUDIO-AM62D-EVM 評価基板 (EVM) は、低コストで拡張可能なハードウェアで、さまざまな使用事例に対応したマルチチャネル オーディオ アプリケーションの評価とプロトタイプ製作に適しています。AUDIO-AM62D-EVM 評価基板の中核を成すのは AM62D システム オン チップ (SoC) です。この SoC は、テキサス・インスツルメンツのベクトル ベース C7x DSP コアと行列乗算アクセラレータ (MMA) が緊密に結合され、シングル サイクルでアクセス可能な 1.25MB の L2 メモリ、クアッドコア Arm®-Cortex® A53 マイクロプロセッサ、デュアルコア Cortex-R5F MCU、LPDDR4 32 ビット コントローラを搭載しています。これらはすべて、車載用グレードのセキュリティ ハードウェア モジュールで保護されています。車載プレミアム アンプの開発を検討しているユーザーに最適です。
AUDIO-AM62D-EVM は、高性能 オーディオ処理に適した複数のオーディオ ジャックと拡張コネクタ、2 つのギガビット イーサネット拡張コネクタ、2 つの USB Type-C® ポート、CAN-FD、および他のインターフェイスを搭載しており、プロトタイプ製作に役立ちます。また、SoC と LPDDR4 それぞれの温度条件を監視するために 2 つのオンボード温度センサを採用しています。