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オープニング セッション:次世代の組み込みアプリケーションを支援する TI の包括的な製品ラインアップ、および活用事例のご紹介
様々なマーケットからの要求に応えるべく、TI はここ数年で大幅にポートフォリオの拡充を図っています。基本的な性能による区別に加え、自社工場生産を主とした低コスト化、高いアナログ技術を生かした内蔵ペリフェラル、アプリケーション特有の機能、画像および AI 処理エンジン、BT やレーダーをはじめとした様々な無線機能など、用途に応じた選択が可能になります。本セッションでは、低コストマイコンから高度な AI 処理を可能にする SoC まで幅広いポートフォリオをご紹介し、TI の組み込みプロセッシング テクノロジーの将来を見据えた戦略についてご紹介します。またパナソニック インダストリー様をゲストスピーカーとしてお迎えし、TI製品が採用された新製品「MINAS(ミナス)A7 ファミリー」について語っていただきます。
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セッション1:TI の MSPM0 サブシステムを活用して、マイコン設計に関する一般的な課題を解決
マイコンを活用すると、ディスクリートのアナログ部品に比べて、制御能力の向上、ボード面積の節減、コストの削減を実現できます。ただし、必要なソフトウェア開発リソースと経験が、エンジニアにとって設計の障壁になる可能性があります。そこで、TI の MSPM0 MCU サブシステムの幅広い選択肢を活用すると、開発を迅速化できます。また、TI が用意したソフトウェアコンポーネントを統合し、ソフトウェアの作業を簡素化することができます。ステップ バイ ステップの説明、設計に必要な情報、ソフトウェア等を活用し、最終製品のニーズに合わせて各サブシステムを簡単に調整することができます。
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セッション2:リアルタイム制御システム向け、高精度AIによる故障監視機能の紹介
リアルタイム制御システムでは、センサのデータを使用して、システム障害を検出することが求められるアプリケーションがあります。人工知能 (AI) モデルとデータ トレーニングを活用することで、それらのアプリケーションでシステム障害検出の精度を向上させることができます。AI 機能を搭載した C2000 シリーズでは、リアルタイム制御を実施すると同時に、障害検出向けの AI モデルを実行することができます。本セッションでは、実例をもとに、システムの仕組みと競合他社に対する C2000 シリーズの利点をご説明します。
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セッション3:TI マイコンに内蔵しているユーザー プログラマブルなリアルタイム ユニット サブシステム PRU-ICSS
TI の各種 Arm マイコン/プロセッサに内蔵されている PRU-ICSS (Programmable Real-time Unit – Industrial Communication SubSystem) は、その名の通り EtherCAT や PROFINET、EtherNet/IP などの産業用通信や EnDat, Nikon, Tamagawa, BiSS C など各種エンコーダI/Fなど、TI から提供される各種無償ファームウェアを使用し産業用インターフェースとして多くのユーザー様にご使用頂いております。しかし、PRU-ICSS 内の 2~12 個ある 200~333MHz のリアルタイム RISC コアは、C 言語によるプログラミングも可能なため、ちょっとした I/O コントローラとして、Arm の処理負荷を軽減するサブマイコンとして、または独自の I/F 構築として使用をされることも増えており、より安価に高性能システムを構築することを可能にしております。本セッションでは、この PRU-ICSS の応用例や使用方法などをご紹介いたします。
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セッション4:TI プロセッサのセキュリティ機能を活用したセキュリティ規制への対策
近年サイバー セキュリティの重要性が注目を得ており、サイバー レジリセンス法(CRA)等と新たなセキュリティ規則が発表され、多くのお客様がサイバー セキュリティ要件を満たす方法を模索しています。本セッションでは、TI の Arm プロセッサに内蔵されているセキュリティ機能を活用した、Root-of-Trust 構築の基礎と Secure Boot の有効化についてご説明し、サイバー セキュリティの強化やセキュリティ規則に対し、今から始められる具体的な 3 ステップをご紹介します。
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セッション5:先端のテクノロジ + 驚きの低価格の MSPM0 マイコンへ、従来のマイコンからソフトもハードもスムーズに乗り換え
MSPM0 マイコンは 32bit Arm® Cortex®-M0+ CPU を搭載し、高精度なアナログ、3 相モータにも対応するタイマに加え、セキュリティ、セーフティ、デュアルバンクフラッシュなど IoT にも必要とされる先端の機能を搭載したマイコンです。最小構成では $0.161/1ku の驚きの低価格で WEB から購入が可能です。このような優れたマイコンに、従来の 8bit, 16bit, 32bit マイコンからとても簡単に移行するためのピン互換製品、ソフトウェアの移行ツールについてデモも交えて解説します。
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セッション6:車載、民生用に低価格で供給できる BLE マイコン、WiFi6 製品の紹介
近年様々なシステムや製品が無線化されていく中で、Wi-Fi / Bluetooth 機能付き製品が増えてきたかと思われます。本セッションは車載向けと産業向けそれぞれの用途での TI の新規の無線製品である BLE と WiFi6 製品についての特徴やお客様へのメリットをご紹介をさせていただきます。また、車載/民生それぞれの分野にてお客様がどのように使用いただけるのか、想定アプリケーションについてもご紹介させていただきます。
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セッション7:産業用リアルタイム制御システムの技術トレンドとソリューション
本セッションでは弊社の Application Specific MCU (ASM) 製品についてご紹介します。リアルタイム制御システムの最新のトレンド、およびそれに伴う課題点に対して TI の ASM 製品がどのようなソリューションを提供しているかをご説明します。
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セッション8:エッジ AI を活用する将来に向けた拡張可能なビジョン
人工知能 (AI) は近年、社会全体で広く話題に上るようになり、ほぼ全ての業界で徐々に浸透し始めています。AI の興味深い応用例は数多くありますが、AI が製品に真の価値をどのように付加できるのかは必ずしも明確ではなく、このことは組み込みシステムの場合に特に当てはまります。組み込みシステムのリソースの制限により、AI の活用は困難な作業となります。急速に成長しているこのテクノロジーにリソースを投資しながら、投資が無駄にならないようにする方法についての疑問がしばしば生じます。組み込みシステムに投資する際、重要な要素のひとつはプラットフォームのスケーラビリティです。開発者は、製品のリビジョンごとに作業を最初からやり直す必要が無いことを確認したいと考えており、この点でもスケーラブルなポートフォリオが重要となります。TI の分析用プロセッサのポートフォリオは、エンジニアが AI に投資しながら、その技術が再利用可能であることを保証する手段を提供します。これにより、開発者は AI の専門家でなくても、AI を使用して製品を改善することに集中することができます。
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セッション9:車載 (ADAS / In-cabin)、民生用に低価格で供給できる Radar 製品の紹介
ここ数年でレーダーという単語を耳にすることが増えてきた方も多いと思われます。本セッションは車載向けと産業向けそれぞれの用途での人や車の検知が可能な TI の高性能な 60GHz 帯 / 77GHz 帯のレーダー製品についての特徴やお客様へのメリットについてご紹介させていただきます。また、車載/民生それぞれの分野にてお客様がどのように使用いただけるのか、想定アプリケーションについてもご紹介させていただきます。
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協賛企業
アイエーアール・システムズ株式会社
エスタカヤ電子工業株式会社
株式会社コンピューテックス
株式会社システック
ヘッドスプリング株式会社
リネオソリューションズ株式会社 / サイバートラスト株式会社
ロステーカ株式会社
京都マイクロコンピュータ株式会社
BlackBerry Japan株式会社
株式会社DTSインサイト
Green Hills Software 合同会社
JSLテクノロジー株式会社
アーチャーマインドジャパン株式会社
イー・フォース株式会社
イーソル株式会社
Toradex
サンダーソフトジャパン株式会社株式会社
日立産業制御ソリューションズ