信頼性と性能が実証済みの受動部品とディスクリート部品で構成された TI の製品ラインアップをご確認ください

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TI の受動部品とディスクリート部品は、多様なアプリケーションに適した小型パッケージ オプションを取り揃えており、高性能の実現に役立ちます。これらのデバイスに該当するのは、保護ダイオード、シリコン ベースの高精度リニア サーミスタ、超低ノイズのジャンクション (接合型) FET (電界効果トランジスタ)、固定周波数の発振器、高精度薄膜抵抗です。TI の技術的進歩を活用すると、信頼性の高い方法によるシステムの保護、設計統合の強化、多様な機能や性能の活用と同時に、ソリューション サイズの小型化や電力の節減を実現しやすくなります。

カテゴリ別の参照

TI の最先端のディスクリート テクノロジーを活用すると、開発中の設計プロセスがシンプルになります

開発中のシステムを ESD とサージの事象から保護

静電気放電 (ESD) 保護、過渡電圧サプレッサ (TVS)、ツェナー ダイオードの各製品で構成された TI の製品ラインアップは、複数のパッケージと電圧オプションを取り揃えています。

利点:

  • 静電容量が 0.5pF 未満の ESD ダイオードは、最大 30GHz の速度に達するデータ ラインを保護し、通常動作時にシグナル インテグリティを確保します。
  • フラット クランプ TVS テクノロジーには、クランプ電圧が高精度かつ平坦で温度に依存しないという特長があり、サージ過渡を吸収する高信頼性ソリューションを実現し、保護対象システムの残留電圧を最小化するのに役立ちます。
  • この製品ラインアップに属する車載グレード デバイスは、最大 30kV に対処できる保護を必要とするシステムを想定した厳格な規格に適合します。
アプリケーション・ノート
Capacitance Requirements for High Speed Signals (Rev. A)
このアプリケーション ノートでは、高速信号を流す際に ESD 保護ダイオードに起因する容量性負荷について説明します。
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セレクション・ガイド
System-Level ESD Protection Guide (Rev. D)
このセレクション ガイドでは、TI の ESD デバイスを使用し、ESD (静電気放電) の衝撃が引き起こす重大なシステム障害を低減する方法を簡単に説明します。
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ホワイト・ペーパー
Flat-Clamp surge protection technology for efficient system protection
TI のフラット クランプ TVS ダイオードが、従来の TVS ソリューションを上回るサージ保護を実現する方法とその理由。
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ダイオード に関する主な製品
ESD451 アクティブ 0201 パッケージ封止、0.5pF、5.5V、30kV 双方向 ESD (静電気放電) 保護デバイス
新製品 ESD601 アクティブ 高速アプリケーション向け、18V、双方向、超低静電容量の ESD (静電気放電) 保護ダイオード
TVS2200 アクティブ 22V フラットクランプ・サージ保護デバイス

薄膜 SiCr 抵抗ネットワークの採用による高性能回路の実現

TI の薄膜シリコン クロム抵抗ネットワークは、接合テクノロジーを使用して複数の素子の間で高精度のマッチングを実現し、経年劣化や温度ストレスに対する耐久性も確保しています。

利点:

  • 薄膜 SiCr は、小型フォーム ファクタで高度な嵌合 (かんごう:かみ合わせ) を実現すると同時に、厚膜ソリューションに比べてフリッカー ノイズを低減できます。
  • オンチップの嵌合を通じて、複数の抵抗がウエハ上の同じ場所に配置されます。そのため、薄膜抵抗材料にばらつきが存在する場合でも、ウエハ上にあるすべての抵抗が均等に影響を受けることになります。
  • マッチング済み抵抗を通じて、非常に低いレシオメトリック温度係数を確保でき、ドリフト係数の代表値は 0.2ppm/℃ 以下です。
技術記事
内蔵の抵抗デバイダを活用して EV バッテリシステムの性能を向上 させる方法
内蔵の抵抗デバイダを活用して、電気自動車 (EV) のバッテリ管理システムで高電圧センシングの精度を向上させ、バッテリ動作時間を延長する方法をご確認ください。
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アプリケーション・ノート
Optimizing CMRR in Differential Amplifier Circuits With Precision Matched Resist
差動信号伝送の詳細を取り扱うほか、比のマッチング済みである複数の高精度抵抗ネットワークを使用して高い同相除去比を実現する利点を説明します。
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製品概要
Navigating Precision Resistor Networks
高精度抵抗ネットワークに関するこの製品概要では、設計上の検討事項、サンプル アプリケーション、マッチング済み抵抗に関連する固有のパラメータの説明を掲載しています。
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SiCr (シリコン クロム) 薄膜抵抗 に関する主な製品
RES11A-Q1 プレビュー 車載、1kΩ 固定入力、低ノイズ、マッチング形式の薄膜抵抗デバイダ ネットワーク
新製品 RES11A アクティブ 1kΩ 固定入力、低ノイズ、マッチング形式の薄膜抵抗デバイダ ネットワーク
新製品 RES60A-Q1 プレビュー 車載対応、12.5MΩ 固定入力、1400V、マッチング形式の薄膜抵抗デバイダ

Burr-Brown™ JFET を採用すると、低ノイズでハイ インピーダンスのセンサ回路とオーディオ回路を実現できます

ディスクリート JFET (ジャンクション FET) は、内蔵アンプに比べて消費電力が比較的小さく、ノイズを大幅に低減できるため、誘導性センサに最適です。誘導性センサは、低電圧ノイズと低電流ノイズの両方を達成するアンプを必要とすることがあります。

利点:

  • バイポーラ トランジスタと同様、広帯域電圧ノイズは非常に低いレベルですが、そのうえで電流ノイズも非常に小さいという利点があります。
  • シングルチャネルのフレキシビリティとデュアルチャネルのマッチング オプション。
  • 同一のダイ上にモノリシック形式で製造された 2 個 1 組 (ペア) の JFET は、2 個の個別トランジスタを組み合わせる場合よりマッチングが非常に優れているため、高ゲイン回路での DC オフセットの発生を防止できます。
アプリケーション概要
Ultra-Low-Noise JFET Preamplifier Design for High Impedance Sensors
高インピーダンス センサに適した、超低ノイズ JFET プリアンプの設計をご確認ください。複数のトポロジーを比較すると、ソース (信号源) インピーダンスがさまざまに異なる状況で、消費電流とノイズ特性のバランスを確保することができます。
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アプリケーション概要
Trade-offs Between CMOS, JFET, and Bipolar Input Stage Technology
CMOS、JFET、バイポーラの各オペアンプ テクノロジーを区別する方法をご確認ください。ノイズ、入力インピーダンス、オフセット、ドリフトの間のトレードオフに注目し、低ノイズ アプリケーションに適したデバイスを選定する方法を紹介します。
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アプリケーション・ノート
JFE2140 Ultra-Low-Noise Pre-Amplifier
複合アンプで JFET とオペアンプを使用し、高インピーダンス センサから取得した小信号を増幅する方法をご確認ください。この中では、オーディオ アプリケーションの安定性とノイズ低減を重視しています。
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低ノイズのディスクリート JFET に関する主な製品
JFE150 アクティブ 超低ノイズ、低ゲート電流、オーディオ、N チャネル JFET
JFE2140 アクティブ デュアル、超低ノイズ、小さいゲート電流、オーディオ向けの N チャネル JFET

高精度の温度監視を実現すると同時に、システムの複雑さを低減

シリコン ベースのリニア サーミスタは、温度範囲全体にわたって高い感度を維持し、性能と信頼性を強化します。

利点:

  • 線形化回路やハードウェア ベースの RC (抵抗とコンデンサ) フィルタが不要になります。
  • NTC (負の温度係数) サーミスタより高速かつ高精度のソフトウェア変換を実行すると同時に、メモリ要件を低減できます。
  • マルチポイント キャリブレーションなしで、NTC サーミスタより最大 50% 高い精度を達成します。
  • 熱質量が小さいため、応答時間が約 300% 高速化し、より温度が高い場合の感度が向上します。
  • 製品ラインアップには、TI の各種機能安全対応デバイスが属しており、FIT (故障率) レートや故障モード分布 (FMD) を掲載した資料も入手可能です。
  • 自己発熱が小さいため、センサの長期的なドリフトを最小化できます。
ユーザー・ガイド
NTC Thermistor to TMP6 Linear Thermistor Replacement Guide
このユーザー ガイドでは、NTC サーミスタ システムをシリコン ベースのリニア サーミスタ システムに変換するためのハードウェアとソフトウェアを設計する際の検討事項について説明します。
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アプリケーション・ノート
Achieve ±1°C Accuracy or Better Across Temp. W/Low-Cost TMP6x Linear Thermistors
このアプリケーション ノートでは、シリコン ベースのリニア サーミスタである TMP6x を使用して高精度を実現するためのステップと疑似コードを紹介します。NTC とは異なり、任意の温度で 1 点キャリブレーションを実行するだけで、より高い精度を達成できます。
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関連資料
TMP6 サーミスタ設計ツール
この設計ツールは、リニア サーミスタである TMP6 を使用した設計を開始するのに役立つ変換表、性能比較、サンプル コードを収録しています。
リニア サーミスタ に関する主な製品
TMP61 アクティブ 0402、0603/0805 の各サイズでスルーホール パッケージ封止、1% 誤差の 10kΩ リニア サーミスタ
TMP61-Q1 アクティブ 車載対応、0402、0603/0805 の各サイズでスルーホール・パッケージ封止、1% 誤差の 10kΩ リニア・サーミスタ
TMP63-Q1 アクティブ 車載対応、0402、0603/0805 各サイズのパッケージ封止、1% 誤差の 100kΩ リニア・サーミスタ

TI の各種発振器が採用している BAW テクノロジーの利点を活用

バルク弾性波 (BAW) 共振器は、既存の水晶振動子や MEMS (微小電子機械システム) 共振器テクノロジーに比べて多くの改良を実施しました。TI の製品ラインアップに属する各種発振器には、1MHz ~ 400MHz の周波数への対応、業界標準パッケージ、低消費電力、広い電源電圧範囲への対応という特長があります。

利点:

  • BAW (バルク弾性波) ベースの水晶発振器は、振動と衝撃への耐性、MTBF (平均故障間隔)、温度安定性、経年劣化、環境要因などを含め、優れた信頼性を実現します。
  • 100fs (フェムト秒) 未満の RMS (実効値) ジッタを実現します。
  • 水晶発振器を BAW 発振器に置き換えようとする場合でも、設計やプリント基板のレイアウトを変更する必要はありません。
アプリケーション・ノート
水晶発振器に対するスタンドアロン BAW 発振器の利点
このアプリケーション レポートでは、TI の BAW テクノロジー、BAW 共振器と発振器回路の統合によるスタンドアロン発振器の製作、BAW 発振器採用の利点 (水晶発振器との比較) について詳しく説明します。
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アプリケーション・ノート
Vibration and Mechanical Shock Performance of TI BAW Oscillators
このホワイト ペーパーでは、厳格な正弦波、ランダムな (不規則) 振動、機械的衝撃を加える条件の下で BAW 発振器の性能を詳細に提示し、(軍用規格) MIL-STD-883 の各種試験方法、テスト構成、性能結果について説明します。
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アプリケーション・ノート
High Reliable BAW Oscillator MTBF and FIT Rate Calculations
このホワイト ペーパーでは、BAW 発振器で最善の MTBF を達成できるように、MTBF と故障率 (FIT) の値に関する計算と結果について説明します。また、これらの計算に関する手順も紹介します。
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発振器 に関する主な製品
LMK6C アクティブ 低ジッタ、高性能、バルク弾性波 (BAW)、固定周波数、LVCMOS、発振器
LMK6H アクティブ 低ジッタ、高性能、バルク弾性波 (BAW)、固定周波数、HCSL、発振器
LMK6P アクティブ 低ジッタ、高性能、バルク弾性波 (BAW)、固定周波数、LVPECL (低電圧で正極性の ECL)、発振器

技術リソース

製品概要
製品概要
Navigating Precision Resistor Networks
この資料では、マッチング済みの抵抗ペア、それらの構成、比率、アンプを中心とするアプリケーションに注目し、高精度抵抗ネットワークの概要を詳しく説明します。
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ビデオ・シリーズ
ビデオ・シリーズ
インターフェイス保護を使用した設計の開始
このトレーニング ページでは、ESD (静電気放電) とサージに対する保護機能を設計する際の検討事項に関する、いくつかの短いビデオを掲載しています。章ごとに分かれているモジュールを使って、自分のペースで学習することができます。
アプリケーション・ノート
アプリケーション・ノート
水晶発振器に対するスタンドアロン BAW 発振器の利点
フレキシビリティと温度安定性とジッタ特性の向上など、水晶発振器を上回る BAW 発振器の利点をご確認ください。
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