パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-SC70 (DCK) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
INA190-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用に AEC-Q100 認定済み:
- 温度グレード 1:–40℃~+125℃、TA
- 機能安全対応
- 低い入力バイアス電流:500pA (標準値) (マイクロアンペアの電流測定が可能)
- 低消費電力:
- 低電源電圧 (VS):1.7V~5.5V
- 低シャットダウン電流:100nA (最大値)
- 低い静止電流:25℃で 50µA (標準値)
- 精度:
- 同相電圧除去比:132dB (最小値)
- ゲイン誤差:±0.2% (A1 デバイス)
- ゲイン・ドリフト:7ppm/℃ (最大値)
- オフセット電圧 (VOS):±15µV (最大値)
- オフセット・ドリフト:80nV/℃ (最大値)
- 広い同相電圧範囲:–0.2V~+40V (絶対最大定格 42V)
- 双方向の電流センシング機能
- ゲイン・オプション:
- INA190A1-Q1:25V/V
- INA190A2-Q1:50V/V
- INA190A3-Q1:100V/V
- INA190A4-Q1:200V/V
- INA190A5-Q1:500V/V
INA190-Q1 に関する概要
INA190-Q1 は、 車載用の低消費電力、電圧出力の電流シャント・モニタです (電流センス・アンプとも呼びます)。 このデバイスは一般に、車載用 12V バッテリに直接接続されるシステムの監視に使用します。 INA190-Q1 は、電源電圧にかかわらず、–0.2V~+40V の同相電圧でシャントでの電圧降下を検出できます。 また、入力ピンの絶対最大定格電圧は 42V です。
本デバイスは入力バイアス電流が低いことから、より大きな電流センス抵抗を使用できるため、µA の範囲で正確に電流を測定できます。ゼロドリフト・アーキテクチャによりオフセット電圧が低いため、電流測定のダイナミック・レンジが拡大されます。この特長により、電力損失の小さい小型のセンス抵抗を使用しながら、正確な電流測定を行えます。
INA190-Q1 は 1.7V~5.5V の単一電源で動作し、消費電流はイネーブル時に最大 65µA 、ディスエーブル時にはわずか 0.1µA です。5 種類の固定ゲイン品(25V/V、50V/V、100V/V、200V/V、500V/V) を提供しています。このデバイスは –40℃~+125℃の温度範囲で動作が規定されており、 SC70 および SOT-23 パッケージで供給されます。