LM350-N
- 最低1.2V の出力電圧まで設定可能
- 3A の出力電流を保証
- サーマル・レギュレーションを保証
- 出力短絡保護
- 温度に対して一定の過電流制限値
- 86dB のリップル除去率
- 1% の出力電圧誤差を保証(LM350A)
- 最大0.01%/V のライン・レギュレーションを保証(LM350A)
- 最大0.3% のロード・レギュレーションを保証(LM350A)
LM350 シリーズは、出力電圧1.2V ~ 33V で出力電流3Aを供給できる正電圧可変型3 端子レギュレータIC です。出力電圧は 外付けの2 個の抵抗で設定でき、通常の固定型レギュレータより優れたライン&ロード・レギュレーションを実現しています。
過電流保護、サーマルリミット、セーフエリア保護機能をIC チップ上に内蔵し、またこれらの過負荷保護機能は、仮にADJ 端子 が誤って接続されていないときでも完全に動作します。
通常、このデバイスが入力フィルタ・コンデンサから6 インチ以上離れて配置されていない限り、入力のバイパス・コンデンサは不 要です。出力にコンデンサを追加すればトランジェント応答特性を改善できます。また、ADJ 端子を小容量のコンデンサによりバイ パスすることによってレギュレータのリップル除去率の改善が出来ます。
固定レギュレータまたはディスクリート部品によるデバイスの置換え以外に、LM350 は広い範囲の各種アプリケーションへの応用が 考えられます。レギュレータの出力は、“フローティング状態” で入出力電圧差のみ監視しているため、入出力電圧差が最大定 格を超えない限り、すなわち、出力を短絡させない限り、数100Vの電源をレギュレートすることができます。
ADJ 端子と出力との間に固定抵抗を接続することによって、LM350 を精密電流レギュレータとして使用することができます。さ らに、ADJ 端子をグランドにクランプすることにより、過大な負荷にほとんど電流を流さないよう出力電圧を1.2V までさげる電気的 シャットダウン機能を備えた電源を実現することができます。
LM350 シリーズはTO-220 プラスチック・パッケージで供給され、LM350A の動作温度範囲は 40 °C TJ ≤+ 125°Cに、LM350 は0 °C ≤ TJ ≤+ 125 °Cに規格化されています。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
* | データシート | LM150/LM350A/LM350 3A 可変型レギュレータ データシート (Rev. A 翻訳版) | 最新英語版 (Rev.B) | PDF | HTML | 2004年 11月 17日 | |
その他の技術資料 | Die D/S LM350 MDC 3-Amp Adj Regulator | 2012年 9月 25日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
TO-220 (NDE) | 3 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。