LMH1981
- コンポジット・ビデオ(CVBS)、S- ビデオ(Y/C)、コンポーネン
ト・ビデオ(YPBPR/GBR) インタフェースの各信号から、NTSC、 PAL、480I/P、576I/P、720P、1080I/P/PsF の標準アナログ・
ビデオ信号を分離 - 2 値シンクと3 値シンクの同期信号に対応
- コンポジット、水平同期、垂直同期をそれぞれ出力
- バースト/ バックポーチ・タイミング、奇数/ 偶数フィールド、ビ
デオ・フォーマットをそれぞれ出力 - 水平同期の立ち下がりエッジを基準とする優れたジッタ性能
- ビデオ・フォーマット自動検出
- 0.5VPP から2VPP のビデオ入力信号から振幅50%でシンク・
スライシング - 3.3V ~ 5V 電源電圧範囲
LMH1981 は、放送用ビデオ機器やプロ用ビデオ機器、あるいはHDTV/DTVシステムなどのビデオ・アプリケーションに適した、高 性能マルチフォーマット・シンク・セパレータです。
入力は2 値シンクまたは3 値シンクの標準アナログSD/ED/HDビデオ信号に対応しています。また、タイミングがクリティカルなコン ポジット信号、水平同期信号、垂直同期信号、バースト/ バックポーチ・タイミング、奇数/ 偶数フィールド、さらにはビデオ・フォー マットの各信号をフルスイング(VCC、GND) CMOS ロジックで出力します。HSync はその前縁におけるジッタが非常に小さいことを特 長としているため、ジッタ除去用外部回路を後段のクロック生成段に設ける必要性は基本的にありません。
LMH1981 は入力ビデオ・フォーマットを自動的に検出するため、マイクロコントローラを使ったプログラミングは必要ありません。伝 送損失や誤った終端によって入力振幅が適切でない場合でも、高精度な50% シンク・スライシング処理の適用によって水平基準 点OH での正確なシンク抽出を保証します。フレームあたりの水平スキャン・ライン数は11 ビット・バイナリ・シリアル・データ・ス トリームとして専用のビデオ・フォーマット出力から出力されます。この情報をビデオ・システム側でデコードすれば、入力ビデオ・ フォーマットの識別と、色空間変換やスカラー変換などシステム・パラメータの動的な制御が行えます。LMH1981は14ピンTSSOP パッケージで供給され、- 40 ℃から+ 85 ℃の温度範囲で動作します。
技術資料
設計および開発
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LMH1981MTEVAL — LMH1981 評価ボード、マルチフォーマット・ビデオ・シンク・セパレータ用
The LMH1981 Evaluation Board can be used to evaluate the LMH1981 Multi-Format Sync Separator and as a reference for designing the PCB layout. Refer to the LMH1981 datasheet for more information on PCB layout considerations.
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TIDA-00424 — ビデオ・シンクおよびビデオ・クロック生成およびディストリビューション、リファレンス・デザイン
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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TSSOP (PW) | 14 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。