TL3842B
- 低いスタートアップ電流 (0.5mA 未満)
- トリムされた発振器放電電流
- 最大 500kHz の電流モード動作
- 自動フィードフォワード補償
- ラッチ PWM によるサイクルごとの電流制限
- 内部トリムされたリファレンス電圧、低電圧誤動作防止付き
- ヒステリシス付きの大電流トーテムポール出力低電圧誤動作防止
- ダブル パルス抑制
TL284xB および TL384xB シリーズの制御 IC には、オフラインまたは DC-DC 固定周波数の電流モード制御方式を最小限の外付け部品で実装するために必要な機能が搭載されています。低電圧誤動作防止 (UVLO) および高精度リファレンス電圧を内蔵し、エラー アンプ入力における精度を向上するようトリムされています。それ以外にも、ラッチ動作を保証するロジック、パルス幅変調 (PWM) コンパレータ (電流制限制御の機能も兼ねています)、大きなピーク電流をソースまたはシンクするように設計されたトーテムポール出力段が内蔵されています。出力段は N チャネル MOSFET の駆動に適しており、オフ状態では Low になります。
TL284xB および TL384xB シリーズは、標準の TL284x および TL384x とピン互換であり、以下の点が改善されています。スタートアップ電流は 0.5mA (最大値) に規定され、発振器放電電流は 8.3mA (標準値) にトリムされています。また、低電圧誤動作防止状態では、10mA をシンクしているときの出力の飽和電圧は 1.2V です (VCC = 5V)。
これらのシリーズに属する製品間の主な違いは、UVLO スレッショルドおよび最大デューティ サイクル範囲です。UVLO スレッショルドの標準値は、TLx842B および TLx844B デバイスでは 16V (オン) と 10V (オフ) であり、オフラインのアプリケーションに理想的です。TLx843B および TLx845B デバイスについては、対応するスレッショルドの標準値は、8.4V (オン) と 7.6V (オフ) です。TLx842B および TLx843B デバイスは、100% に近いデューティ サイクルで動作可能です。TLx844B および TLx845B には、内部にトグル フリップ フロップが追加されているため、デューティ サイクルの範囲は 0%~50% となります。この結果、2 クロック サイクルごとに出力がオフになります。TL284xB シリーズのデバイスは -40℃~85℃、TL384xB シリーズのデバイスは 0℃~70℃での動作が規定されています。
技術資料
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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PDIP (P) | 8 | Ultra Librarian |
SOIC (D) | 8 | Ultra Librarian |
SOIC (D) | 14 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点