パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-5X3 (DRL) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -55 to 130 |
パッケージ数量 | キャリア 4,000 | LARGE T&R |
TMP390 の特徴
- 温度トリップ・ポイントとヒステリシス選択を抵抗によりプログラム可能
- 抵抗の公差がゼロ誤差に寄与
- ヒステリシスの選択肢:5℃、10℃、20℃
- 過熱検出用と低温検出用の独立した出力
- チャネル A (過熱):+30~+124℃、2℃刻み
- チャネル B (低温):–50~+25℃、5℃刻み
- 精度レベルの選択肢 (最大値、−55℃~+130℃)
- A2 レベル:±3.0℃ (0℃~+70℃では ±1.5℃)
- A3 レベル:±3.5℃ (0℃~+70℃では ±2.0℃)
- 超低消費電力:25℃で 0.5µA (標準値)
- 電源電圧:1.62~5.5V
- オープン・ドレイン出力
- トリップ・テスト機能によりインシステム・テストが可能
- SOT-563 (1.60mm × 1.20mm)、 6 ピンのパッケージで供給
TMP390 に関する概要
TMP390 デバイスは、 –50℃~130℃のシステム・サーマル・イベントを保護および検出できる、抵抗でプログラム可能な 2 チャネル超低消費電力温度スイッチ・ファミリの製品です。 TMP390 は過熱 (ホット) と低温 (コールド) を個別に検出できます。トリップ温度 (TTRIP) と熱ヒステリシス (THYST) は、SETA ピンと SETB ピンに 2 個の E96 系列抵抗 (公差 1%) を接続することで設定できます。チャネル A の抵抗の範囲は 1.05kΩ~909kΩ で、48 の固有の値の 1 つを表します。チャネル B の抵抗の範囲は 10.5kΩ~909kΩ です。
SETA 入力をグランドに接続する抵抗の値でチャネル A の TTRIP スレッショルドを設定し、SETB 入力をグランドに接続する抵抗の値でチャネル B の TTRIP スレッショルドを設定します。また、両方のチャネルの THYST に 5℃または 10℃を選択することで、デジタル出力の不要なスイッチングを防止できます。SETB 入力がグランドに接続されると、チャネル A は 20℃のヒステリシスで動作します。抵抗の精度は、TTRIP の精度に影響しません。
顧客がボード・レベルの製造を行えるように、 TMP390 は、SETA ピンまたは SETB ピンを使用してデジタル出力を駆動するトリップ・テスト機能をサポートしています。