パッケージ情報
パッケージ | ピン数 USON (DRY) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS62230 の特徴
- 2MHz/3MHzのスイッチング周波数
- 最大94%の効率
- 最大500mAの出力ピーク電流
- 動作時の接合部温度: -40℃~125℃
- 高PSRR (最大90dB)
- 小さな外部出力フィルタ部品: 1μHおよび4.7μF
- VIN範囲2.05V~6V
- パワーセーブ・モードの最適化により低い出力リップル電圧を実現
- 強制PWMモード動作
- 標準値22μAの静止電流
- 100%デューティ・サイクル動作により低いドロップアウト電圧を実現
- 1mm×1.5mm×0.6mmの小型USONパッケージ
- 最小12mm2のソリューション・サイズ
- 最大高さ0.6mmのソリューションをサポート
アプリケーション
- LODの代替品
- ポータブルのオーディオおよびメディア
- 低消費電力ワイヤレス
- 低消費電力DSPコア電源
- デジタル・カメラ
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TPS62230 に関する概要
TPS6223xデバイス・ファミリは高周波数、同期整流降圧型のDC/DCコンバータで、バッテリ駆動のポータブル・アプリケーション用に最適化されています。最大500mAの出力電流に対応し、小型で低コストのチップ・インダクタおよびコンデンサを使用できます。
このデバイスは2.05V~6Vの広い入力電圧範囲で動作するため、拡張電圧範囲のリチウムイオン電池で動作するアプリケーションをサポートしています。最小入力電圧が2.05Vであるため、リチウム一次電池や、2個のアルカリ電池でも動作できます。1.0Vから3.3Vの間で、各種の固定出力電圧のバージョンが利用可能です。
TPS6223xシリーズのスイッチング周波数は最大3.8MHzです。中負荷から重負荷では、コンバータはパルス幅変調(PWM)モードで動作し、軽負荷電流時には自動的にパワー・セーブ・モードへ移行するため、負荷電流のあらゆる範囲にわたって高い効率が維持されます。
このデバイスは、電源電圧除去比(PSRR)およびAC負荷レギュレーション性能が非常に優れているため、リニア・レギュレータの置き換えに適切で、より優れた電力変換効率が得られます。
TPS6223xのパワー・セーブ・モードでは、軽負荷動作時の静止電流が22μAまで低減します。小さな外付け部品を使用しても、出力電圧リップルが非常に低くなるよう最適化されており、また非常に優れたAC負荷レギュレーションが特長です。
ノイズに非常に敏感なアプリケーションでは、MODEピンをHIGHにすると、負荷範囲の全体にわたって強制的にPWMモードでデバイスを動作させることもできます。シャットダウン・モードでは、電流消費が1μA未満に減少します。TPS6223xは、-40℃~125℃の接合部温度範囲で動作します。1mm×1.5mm×0.6mmの6ピンSONパッケージで供給されます。