パッケージ情報
パッケージ | ピン数 NFBGA (ZWS) | 169 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS659037 の特徴
- 7つの降圧スイッチモード電源(SMPS)レギュレータ:
- 0.7~1.65V、6A × 1 (10mVステップ)
- デジタル電圧スケーリング(DVS)制御による2相構成
- 0.7~1.65V、4A × 1 (10mVステップ)
- DVS制御による2相構成
- 0.7V~3.3V、3A × 1 (10または20mVステップ)
- 単相構成
- このレギュレータを6Aと組み合わせて9Aの3相レギュレータを構成可能(DVS制御)
- 0.7~3.3V、2A × 2 (10または20mVステップ)
- 単相構成
- DVS制御付きの1つのレギュレータを3Aレギュレータとしても構成可能
- 0.7~3.3V、1A × 2 (10または20mVステップ)
- 単相構成
- DVS制御付きレギュレータ×1
- 1A SMPSレギュレータを除くすべてのSMPSレギュレータで出力電流を測定可能
- 2相および3相レギュレータでの差動リモート・センシング(出力およびグランド)
- ハードウェアおよびソフトウェア制御による、最大5mAの Eco-mode™、静止電流15µA
- 短絡保護
- パワー・グッド通知(電圧および過電流の通知)
- 内部ソフトスタートによる突入電流の制限
- 位相同期により、SMPSを外部クロックまたは内部フォールバック・クロックと同期可能
- 0.7~1.65V、6A × 1 (10mVステップ)
- 7つの汎用低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)、50mVステップ
- 0.9~3.3V LDO、300mA × 2、プリレギュレーション付き電源
- 0.9~3.3V LDO、200mA × 2、プリレギュレーション付き電源
- 0.9~3.3V LDO、50mA × 1、プリレギュレーション付き電源
- 100mA USB LDO × 1
- 0.9~3.3V低ノイズLDO、最大100mA × 1 (最大50mAの低ノイズ性能)
- PMU内部使用の追加LDO × 2
- 短絡保護
- 16MHzの水晶発振器と32kHzのRC発振器によるクロック管理
- バッファ付き32kHz出力×1
- アラーム・ウェイクアップ付きのリアルタイム・クロック(RTC)
- 3つの外部入力チャネルと6つの内部チャネルを備えた12ビットのシグマ・デルタ汎用A/Dコンバータ(GPADC)により自己監視に対応
- 温度監視
- 高温警告
- サーマル・シャットダウン
- 制御
- 電源オンおよび電源オフ・シーケンスを設定可能(ワンタイム・プログラマブル[OTP])
- スリープ/アクティブ状態間のシーケンスを設定可能(OTPプログラマブル)
- 専用デジタル出力信号(REGEN) × 1、スタートアップ・シーケンスに含めることが可能
- 3つのデジタル出力信号がGPIOと多重化され、スタートアップ・シーケンスに含めることが可能
- 制御インターフェイスを選択可能
- リソース構成およびDVS制御用のシリアル・ペリフェラル・インターフェイス(SPI) × 1
- 2つのI2Cインターフェイス: DVS制御専用×1、リソース構成およびDVS制御用の汎用I2Cインターフェイス×1
- 低電圧誤動作防止
- システム電圧範囲: 3.135~5.25V
- パッケージ・オプション
- 12mm×12mmの169ピンnFBGA、ピン・ピッチ0.8mm
TPS659037 に関する概要
TPS659037デバイスは、統合電力管理IC (PMIC)です。このデバイスには、7つの設定可能な降圧コンバータがあり、メモリ、プロセッサ・コア、入出力(I/O)、またはLDOのプリレギュレーションに最大6Aの出力電流を供給します。これらの設定可能な降圧コンバータの1つを、別の3Aレギュレータと組み合わせ、最大9Aの出力電流にできます。降圧コンバータはすべて、1.7MHz~2.7MHzの外部クロック・ソース、または内部の2.2MHzフォールバック・クロックに同期できます。
TPS659037デバイスには、外部で使用するための7つのLDOレギュレータが含まれています。これらのLDOレギュレータには、システム電源、またはプリレギュレーションされた電源から電力を供給できます。電源オンおよび電源オフのコントローラは、任意の電源オンおよび電源オフ・シーケンスを実行するよう設定できます(OTPベース)。TPS659037デバイスには、電源オンおよび電源オフ時にすべてのリソースのシーケンスを調整するため、32kHzのRC発振器が含まれています。高速なスタートアップが必要な場合、内蔵の16MHzの水晶振動子により、システムのために安定した32kHzを迅速に生成できます。いずれのLDOおよびSMPSコンバータも、SPIまたはI2Cインターフェイス、あるいはパワー・リクエスト信号によって制御できます。また、電圧スケーリング・レジスタにより、SPI、I2C、またはルーフ/フロア制御を通じてSMPSコンバータを異なる電圧に遷移させることができます。
各パッケージには1つの専用ピンがあり、電源オン・シーケンスの一部として、外部リソースを制御するよう設定できます。汎用入出力(GPIO)機能を利用でき、2つのGPIOを電源オン・シーケンスの一部として外部リソースを制御するよう設定できます。パワー・リクエスト信号を使用したパワー・モード制御により、消費電力を最適化できます。デバイスには、汎用シグマ-デルタ・アナログ/デジタル・コンバータ(GPADC)と、3つの外部入力チャネルが搭載されています。
TPS659037デバイスは、13ピン×13ピン、0.8mmピッチのnFBGAパッケージで供給されます。