DREAM-3P-CC2340
概要
DL-CC2340-A と DL-CC2340-B の各 Buetooth Low Energy モジュールは、どちらも TI の SimpleLink CC2340R5 Bluetooth Low Energy デバイスをベースとする設計です。このデバイスは、48MHz Cortex-M0+ を土台とし、最大 512KB のフラッシュ メモリと 36KB の SRAM を内蔵し、最大 26 個の汎用 I/O インターフェイスを搭載しています。加えて、これらの Bluetooth Low Energy モジュールは、精度 10ppm で 48MHz の外部高速クロックと、32.768kHz の外部低速クロックを内蔵しています。
Bluetooth Low Energy モジュールである DL-CC2340-A は、CC2340R5 チップのすべての I/O ポートに対応する多様な汎用ペリフェラルを使用することができます。これらに該当するのは、UART、SPI、I2C、タイマ、温度センサ、バッテリ電圧検出、内蔵アナログ コンパレータ、12 ビット ADC (A/D コンバータ) です。加えて、Bluetooth のセキュリティ要件を満たせるように、AES-128 暗号化機能と RNG (乱数生成機能) 機能も搭載しています。お客様は SDK を使用して二次開発を行い、開発したアプリケーション全体を組み込むことができます。
Bluetooth Low Energy モジュールである DL-CC2340-B は小型サイズですが、AT コマンドを内蔵しているため、UART (ユニバーサル非同期レシーバ / トランスミッタ) 向けの Bluetooth Low Energy モジュールという用途に適しています。外部マイコンを UART インターフェイス経由で Bluetooth Low Energy モジュールに接続し、Bluetooth Low Energy のデータ送信を実現することができます。
RF 性能に関して、CC2340 をベースとするこれらの Bluetooth Low Energy モジュールは RF バランを内部に統合しており、RF 設計の簡素化や、消費電力の低減に貢献します。代表的な感度は 1Mbps 時に -96.5dBm という優れた値を達成でき、同時に最大 +8dBm の出力電力も実現できます。さまざまな国や地域で RF 電力の制限規格を満たせるように、Bluetooth Low Energy モジュールの電力を調整することができます (-21dBm ~ +8dBm の範囲)。
特長
- ハードウェア パラメータ:
- モデル番号:DL-CC2340-A / DL-CC2340-B
- 寸法:26.5 x 18mm / 18 x 12mm
- チップ モデル:TI の CC2340R5
- 開発方法:二次開発 / AT コマンド
- モジュールのピン数:40 ピン (25 本の GPIO) / 20 ピン (15 本の GPIO)
- アンテナ:PCB アンテナ + IPEX/PCB アンテナ + 外部パッド
- 動作電圧範囲 (DC):1.75 ~ 3.8V
- 動作温度範囲:-40℃ ~ +85℃
- 保管温度範囲:-40℃ ~ +85℃
- ワイヤレス特性
- Bluetooth のバージョン:Bluetooth 5.3 をサポート
- 周波数範囲:2,402 ~ 2,480MHz (2.4G ISM 無線帯域)
- 変調モード:GFSK
- 送信電力:-21dBm ~ +8dBm (ソフトウェアでプログラム可能つまり設定可能)
- 受信感度:-96dBm (1Mbps 時の代表値)
- 透過モード:マスター / スレーブ
- 通信距離:70m (開放的な空間)
- 消費電力パラメータ
- アクティブ・モードの RX:5.3 mA
- アクティブ モードの TX (送信):0dBm の場合は 5mA。+8dBm の場合は 12mA。
- スリープ状態:スリープ状態で平均 0.7μA (RTC は動作、RAM/CPU の内容を保持)
- 動作時:アクティブ モードで 2.6mA
- データ送信:更新する予定
- ソフトウェア パラメータ
- サポート対象プロトコル:
- Bluetooth® 5.3 Low Energy
- ZigBee® 1
- SimpleLink™ TI 15.4-stack 1
- サポート対象プロトコル:
- OTA (ワイヤレス更新):使用可能
- マスター スレーブの統合:使用可能
サポートとトレーニング
ビデオ・シリーズ
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