TIDA-00304
Last Gasp Hold Up エネルギー保存ソリューション
TIDA-00304
概要
このソリューションは、SSD などのシステムに対し、電力供給が失われた場合でも制御された方法でシャットダウンを実行できるように、エネルギーを蓄積しておき、最後の動作用に供給します。バス電圧より高い保持エネルギーを蓄積する方法により、必要とされる静電容量を最大 80% 小さくすることができ、ソリューション・サイズとコストを大幅に節減すると同時に、信頼性を向上させることができます。
入力電圧を昇圧し、電源障害が発生したときに降圧入力との組み合わせでマルチプレクスを実行し、負荷に合わせて 3.3V または 5V に降圧するには、通常は複雑な電子回路が必要とされます。
このリファレンス・デザインでは TI 製の TPS25942 を入力側で使用してインラッシュ電流を制御し、過電圧、低電圧、短絡から保護するとともに、入力バスで短絡が発生した場合でも蓄積したエネルギーがバスに逆流することを防止します。この昇圧コンバータは、入力電源電圧が 5V の場合はコンデンサ・バンクを 12V で充電し、入力電源電圧が 12V の場合は 18V で充電します。TPS25942 が障害を検出してそのことを宣言した場合は、FLTb 信号を使用して、ストレージ・コンデンサを降圧入力に接続している 1 個の P チャネル MOSFET を駆動します。
特長
- 制御された方法でオフにするための「最後の動作用」保持エネルギー。
- ソリューション・サイズおよびコストを節減すると同時に、信頼性が向上
- 負荷とバスに対して複数レベルの保護を実現
- 外部コントローラは不要です。
- バスが短絡した場合に、保持エネルギーがバスに逆流することを防止します。
エンタープライズ・システム
産業用
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRA77.PDF (132 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | Last Gasp Hold Up Energy Storage Solution (TIDA-00304 Reference Guide) | 2014年 8月 25日 |