JAJSFW1E June 2017 – March 2019 66AK2G12
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
66AK2G1x は、TI の実績ある Keystone II (KS2) アーキテクチャに基づく異種マルチコア・システム・オン・チップ (SoC) デバイス・ファミリです。これらのデバイスは、DSP と Arm の両方の性能を必要とするアプリケーションに対応し、高速ペリフェラルおよびメモリ・インターフェイス、ネットワークおよび暗号化機能のためのハードウェア・アクセラレータ、およびハイレベル・オペレーティング・システム (HLOS) のサポートを統合しています。
KS2 ベースの既存 SoC デバイスと同様に、66AK2G1x を使用すると、DSP および Arm コアの両方が、システム内のすべてのメモリおよびペリフェラルのマスタとなることができます。このアーキテクチャはソフトウェアの柔軟性を最大限に高め、DSP と ARM のどちらを中心としたシステムも設計できます。
66AK2G1x は、プロセッサ・コア、共有メモリ、モジュールの組み込みメモリ、および外部メモリ・インターフェイスにエラー訂正コード (ECC) を広範に実装することで、デバイスの信頼性が大幅に向上しています。ソフト・エラー・レート (SER) および電源オン時間 (POH) の完全な分析から、指定された 66AK2G1x 部品は広範な産業用および車載用の要件を満たすことが示されています。
新しいプロセッサ SDK が追加された 66AK2G1x 開発プラットフォームにより、プロセッサ・コア間でシームレスなタスク管理を可能にする TI-RTOS だけでなく、主なオープン・ソース Linux、CCS 6.x、OS から独立した各種デバイス・ドライバを非常に簡単に使用できます。本デバイスは、システム・トレース、Arm CoreSight コンポーネントのシームレスな統合など、TI と Arm の最新の技術革新による先進のデバッグおよびトレース機能を備えています。
複製防止や不正なソフトウェア更新からの保護のため、セキュア・ブートも有効にできます。セキュア・ブートの詳細については、TI 販売代理店にお問い合わせください。
型番 | パッケージ | 本体サイズ |
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66AK2G12 | FCBGA (625) | 21.0mm × 21.0mm |