JAJSA99F April   2005  – July 2016 ADC084S021

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. 改訂履歴
  5. Device Comparison Table
  6. Pin Configuration and Functions
  7. Specifications
    1. 7.1 Absolute Maximum Ratings
    2. 7.2 ESD Ratings
    3. 7.3 Recommended Operating Conditions
    4. 7.4 Thermal Information
    5. 7.5 Electrical Characteristics
    6. 7.6 Timing Requirements
    7. 7.7 Typical Characteristics
  8. Detailed Description
    1. 8.1 Overview
    2. 8.2 Functional Block Diagram
    3. 8.3 Feature Description
      1. 8.3.1 Transfer Function
      2. 8.3.2 Analog Inputs
      3. 8.3.3 Digital Inputs and Outputs
    4. 8.4 Device Functional Modes
      1. 8.4.1 Track Mode
      2. 8.4.2 Hold Mode
    5. 8.5 Register Maps
      1. 8.5.1 Register Description
  9. Application and Implementation
    1. 9.1 Application Information
    2. 9.2 Typical Application
      1. 9.2.1 Design Requirements
      2. 9.2.2 Detailed Design Procedure
      3. 9.2.3 Application Curve
  10. 10Power Supply Recommendations
    1. 10.1 Power Management
    2. 10.2 Noise Considerations
  11. 11Layout
    1. 11.1 Layout Guidelines
    2. 11.2 Layout Example
  12. 12デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 12.1 デバイス・サポート
      1. 12.1.1 デバイスの関連用語
    2. 12.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 12.3 コミュニティ・リソース
    4. 12.4 商標
    5. 12.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 12.6 Glossary
  13. 13メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

12 デバイスおよびドキュメントのサポート

12.1 デバイス・サポート

12.1.1 デバイスの関連用語

    アクイジション時間

    は、入力電圧を取得するため必要な時間です。これは、ホールド・コンデンサが入力電圧まで充電されるため必要な時間です。

    アパーチャ遅延

    は、変換の4番目のSLCK立ち下がりエッジから、入力信号が取得されるか、変換用にホールドされるまでの時間です。

    変換時間

    は、入力電圧が取得されてから、ADCによって入力電圧がデジタルのワードへ変換されるまでに必要な時間です。

    クロストーク

    は、あるチャネルから他のチャネルへのエネルギーのカップリング、またはあるアナログ入力から、測定される別のアナログ入力に出現する信号のエネルギー量です。

    差動非直線性(DNL)

    は、理想的なステップ・サイズである1 LSBからの最大偏差の測定値です。

    デューティ・サイクル

    は、繰り返しのデジタル波形が1周期の合計時間のうちHIGHになる時間の割合です。ここでは、SCLKを基準とします。

    実効ビット数(ENOBまたはEFFECTIVE BITS)

    は、信号対ノイズ+歪み比率(SINAD)を規定する別の方法です。ENOBは(SINAD - 1.76) / 6.02で定義され、コンバータがこの(ENOB)ビット数を持つ完全なADCと等価であることを示します。

    フルパワー帯域幅

    は、再構築された出力基本波が、フルスケール入力について、低周波数の値より3dB低下する周波数の測定値です。

    フルスケール誤差(FSE)

    は、最後のコード遷移が、理想値(VREF+ - 1½ LSB)とどれだけ差異があるかの測定値で、Equation 1により定義されます。

    Equation 1. VFSE = Vmax + 1.5 LSB – VREF+

    where

    • Vmaxは、最大のコードへの遷移が発生する電圧です。
    • FSEはボルト、LSB、またはフル・スケール範囲に対するパーセンテージで表現できます。
    ゲイン誤差

    は、最後のコード遷移[(111...110)から(111...111)]が、オフセット誤差の調整後に、理想値(VREF - 1.5 LSB)とどれだけ差異があるかを示します。

    積分非直線性(INL)

    は、それぞれのコードが、負のフルスケール(最初のコード遷移より½ LSBだけ下)と正のフルスケール(最後のコード遷移より½ LSBだけ上)との間に引かれた直線との間にどれだけ差異があるかの測定値です。任意のコードについて、この直線からの差異は、そのコード値の中間から測定されます。

    相互変調歪み(IMD)

    は、2つの正弦周波数が同時にADC入力へ印加されたとき、その結果として新たなスペクトル成分が発生することです。2次および3次相互変調積の電力と、元の周波数における両方の電力の合計との比率と定義されます。IMDは通常、dB単位で表記されます。

    欠損コード

    は、ADCの出力に一切出現しない出力コードです。これらのコードは、どのような入力値からも発生しません。ADC084S021には、欠損コードが存在しないことが保証されています。

    オフセット誤差

    は、最初のコード遷移[(000...000)から(000...001)]と、理想値(すなわち、GND + 0.5 LSB)との差異です。

    信号対ノイズ比(SNR)

    は、コンバータの出力における入力信号のrms値と、サンプリング周波数の半分より低い他のすべてのスペクトル成分(THD仕様に含まれるDCや高調波は含まれません)の合計のrms値との比率で、dB単位で表記されます。

    信号対ノイズ+歪み比率(S/N+DまたはSINAD)

    は、入力信号のrms値と、クロック周波数の半分より低い他のすべてのスペクトル成分(高調波を含みますが、DCは含まれません)のrms値との比率で、dB単位で表記されます。

    スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)

    は、入力信号のrms値と、ピーク・スプリアス信号との差で、dB単位で表記されます。このスプリアス信号には、出力スペクトラムに存在し、入力には存在しないすべての信号が含まれます(DCは除きます)。

    全高調波歪み(THD)

    は、出力における最初の5つの高調波成分の合計rmsと、出力において観測される入力信号周波数のrmsレベルとの比率で、dBまたはdBc単位で表記されます。THDは、Equation 2で計算されます。

    Equation 2. ADC084S021 20124599.gif

    where

    • Af1は、出力における入力周波数のRMS電力です。
    • Af2からAf6までは、最初の5つの高調波周波数のRMS電力です。
    スループット時間

    は、2つの連続する変換の開始の間に必要な最小時間です。これは、アクイジション時間と変換および読み出し時間の和です。ADC084S021では、この値は16 SCLK周期です。

12.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法

ドキュメントの更新についての通知を受け取るには、ti.comのデバイス製品フォルダを開いてください。右上の隅にある「通知を受け取る」をクリックして登録すると、変更されたすべての製品情報に関するダイジェストを毎週受け取れます。変更の詳細については、修正されたドキュメントに含まれている改訂履歴をご覧ください。

12.3 コミュニティ・リソース

The following links connect to TI community resources. Linked contents are provided "AS IS" by the respective contributors. They do not constitute TI specifications and do not necessarily reflect TI's views; see TI's Terms of Use.

    TI E2E™ Online Community TI's Engineer-to-Engineer (E2E) Community. Created to foster collaboration among engineers. At e2e.ti.com, you can ask questions, share knowledge, explore ideas and help solve problems with fellow engineers.
    Design Support TI's Design Support Quickly find helpful E2E forums along with design support tools and contact information for technical support.

12.4 商標

E2E is a trademark of Texas Instruments.

All other trademarks are the property of their respective owners.

12.5 静電気放電に関する注意事項

esds-image

これらのデバイスは、限定的なESD(静電破壊)保護機能を内 蔵しています。保存時または取り扱い時は、MOSゲートに対す る静電破壊を防止するために、リード線同士をショートさせて おくか、デバイスを導電フォームに入れる必要があります。

12.6 Glossary

SLYZ022TI Glossary.

This glossary lists and explains terms, acronyms, and definitions.