JAJSA99F April 2005 – July 2016 ADC084S021
PRODUCTION DATA.
は、入力電圧を取得するため必要な時間です。これは、ホールド・コンデンサが入力電圧まで充電されるため必要な時間です。
は、変換の4番目のSLCK立ち下がりエッジから、入力信号が取得されるか、変換用にホールドされるまでの時間です。
は、入力電圧が取得されてから、ADCによって入力電圧がデジタルのワードへ変換されるまでに必要な時間です。
は、あるチャネルから他のチャネルへのエネルギーのカップリング、またはあるアナログ入力から、測定される別のアナログ入力に出現する信号のエネルギー量です。
は、理想的なステップ・サイズである1 LSBからの最大偏差の測定値です。
は、繰り返しのデジタル波形が1周期の合計時間のうちHIGHになる時間の割合です。ここでは、SCLKを基準とします。
は、信号対ノイズ+歪み比率(SINAD)を規定する別の方法です。ENOBは(SINAD - 1.76) / 6.02で定義され、コンバータがこの(ENOB)ビット数を持つ完全なADCと等価であることを示します。
は、再構築された出力基本波が、フルスケール入力について、低周波数の値より3dB低下する周波数の測定値です。
は、最後のコード遷移が、理想値(VREF+ - 1½ LSB)とどれだけ差異があるかの測定値で、Equation 1により定義されます。
where
は、最後のコード遷移[(111...110)から(111...111)]が、オフセット誤差の調整後に、理想値(VREF - 1.5 LSB)とどれだけ差異があるかを示します。
は、それぞれのコードが、負のフルスケール(最初のコード遷移より½ LSBだけ下)と正のフルスケール(最後のコード遷移より½ LSBだけ上)との間に引かれた直線との間にどれだけ差異があるかの測定値です。任意のコードについて、この直線からの差異は、そのコード値の中間から測定されます。
は、2つの正弦周波数が同時にADC入力へ印加されたとき、その結果として新たなスペクトル成分が発生することです。2次および3次相互変調積の電力と、元の周波数における両方の電力の合計との比率と定義されます。IMDは通常、dB単位で表記されます。
は、ADCの出力に一切出現しない出力コードです。これらのコードは、どのような入力値からも発生しません。ADC084S021には、欠損コードが存在しないことが保証されています。
は、最初のコード遷移[(000...000)から(000...001)]と、理想値(すなわち、GND + 0.5 LSB)との差異です。
は、コンバータの出力における入力信号のrms値と、サンプリング周波数の半分より低い他のすべてのスペクトル成分(THD仕様に含まれるDCや高調波は含まれません)の合計のrms値との比率で、dB単位で表記されます。
は、入力信号のrms値と、クロック周波数の半分より低い他のすべてのスペクトル成分(高調波を含みますが、DCは含まれません)のrms値との比率で、dB単位で表記されます。
は、入力信号のrms値と、ピーク・スプリアス信号との差で、dB単位で表記されます。このスプリアス信号には、出力スペクトラムに存在し、入力には存在しないすべての信号が含まれます(DCは除きます)。
は、出力における最初の5つの高調波成分の合計rmsと、出力において観測される入力信号周波数のrmsレベルとの比率で、dBまたはdBc単位で表記されます。THDは、Equation 2で計算されます。
where
は、2つの連続する変換の開始の間に必要な最小時間です。これは、アクイジション時間と変換および読み出し時間の和です。ADC084S021では、この値は16 SCLK周期です。
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