JAJSDX3 September   2017 ADS1287D

PRODUCTION DATA.  

  1. 1特長
  2. 2アプリケーション
  3. 3概要
  4. 4デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 4.1 商標
    2. 4.2 静電気放電に関する注意事項
    3. 4.3 Glossary
  5. 5メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

特長

  • SNR: 114dB (50Hz~200Hz、ゲイン = 1)
  • 消費電力: 2.2mW (ADCごと)
  • THD: -115dB
  • CMRR: 110dB
  • 高インピーダンスのCMOS PGA
    • ゲイン: 1、2、4、8、16
  • データ・レート: 62.5SPS~1000SPS
  • 柔軟なデジタル・フィルタ:
    • Sinc + FIR + IIR (選択可能)
    • リニアおよび最小位相応答
    • プログラム可能なハイパス・フィルタ
  • センサ・テスト用電流ソース
  • オフセットおよびゲインの較正
  • 同期制御
  • SPI™互換のインターフェイス
  • アナログ電源: 5Vまたは±2.5V
  • デジタル電源: 2.5V~3.3V

アプリケーション

  • エネルギー調査
  • 受動的地震波観測
  • ポータブル機器

概要

ADS1287Dデバイスはデュアル、同時サンプリングのアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)で、プログラム可能なゲイン・アンプ(PGA)と有限インパルス応答(FIR)デジタル・フィルタが内蔵されています。このADCは、低消費電力の地震データ収集の厳しい要求に適しています。

このADCはゲインをプログラム可能で、高インピーダンスのアンプが搭載されており、広い範囲の入力信号(±2.5V~±0.156V)でジオホンやハイドロホン・センサをADCへ直接接続するために適しています。センサを現場でテストするため、デュアル100nA電流ソースがADC入力に内蔵されています。

このADCには4次の、本質的に安定したデルタ-シグマ(ΔΣ)変調器が内蔵されています。変調器のデジタル出力は内部のFIRデジタル・フィルタによってフィルタ処理とデシメーションが行われ、ADC変換結果が生成されます。

FIRデジタル・フィルタは、毎秒1000サンプル(SPS)までのデータ・レートに対応できます。ハイパス・フィルタ(HPF)により、DCおよび低周波数の成分は変換結果から除去されます。オンチップのゲインおよびオフセットのスケーリング・レジスタが、システム較正をサポートします。

デバイスの合計消費電力は4.4mWです。このADCは小型の5mm×5mmのVQFNパッケージに搭載され、-40℃~+85℃の温度範囲について完全に動作が規定されています。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
ADS1287D VQFN (32) 5.00mm×5.00mm
  1. 利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にあるパッケージ・オプションについての付録を参照してください。

機能ブロック図

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