JAJSHU3 August 2019 AFE4300
PRODUCTION DATA.
AFE4300は低コストのアナログ・フロント・エンドで、2つの独立した信号チェーンが組み込まれています。1つの信号チェーンは体重(WS)測定用で、もう1つは体組成測定(BCM)分析用です。16ビット、860SPSのアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)が、両方のチェーン間で多重化されます。体重測定チェーンには、計装アンプ(INA)が含まれており、外付けの抵抗によりゲインが設定されます。その後に、6ビットのデジタル/アナログ・コンバータ(DAC)によるオフセット訂正と、レシオメトリック測定用の固定1.7Vで外部のブリッジ/負荷セルを駆動する回路があります。
また、AFE4300では正弦電流を身体に流すことで、体組成を測定できます。正弦電流は内部のパターン・ジェネレータと6ビット、1MSPSのDACにより生成されます。この正弦電流は、電圧から電流へのコンバータにより、2つの端子の間で人体に印加されます。身体のインピーダンスによって2つの端子間に発生する電圧が差動アンプで測定されて、整流され、16ビットのADCにより振幅が抽出され測定されます。
AFE4300は2V~3.6Vで動作し、0℃~+70℃で動作が規定されており、LQFP-80パッケージで供給されます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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AFE4300 | LQFP (80) | 12.00mm×12.00mm |