JAJSDB6B June 2017 – June 2018 AMC1303E0510 , AMC1303E0520 , AMC1303E2510 , AMC1303E2520 , AMC1303M0510 , AMC1303M0520 , AMC1303M2510 , AMC1303M2520
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
AMC1303デバイスの1次側電源(AVDD)は、上部ゲート・ドライバの電源から派生されます。詳細は、「電源に関する推奨事項」セクションを参照してください。
フローティング・グランド基準電圧(AGND)は、AMC1303の負の入力(AINN)に接続されているシャント抵抗の片端から派生されます。4ピンのシャントを使用する場合、デバイスの入力は内部リードに、AGNDは外部シャント・リードの1つに接続されます。
目的の測定電流について、シャント抵抗の両端の電圧低下(VSHUNT)は、オームの法則VSHUNT = I × RSHUNTで計算されます。
シャント抵抗RSHUNTの適切な値を選択するには、以下の2つの制限を考慮してください。
信号パスの信号対雑音比性能を向上するために、ΔΣ変調器の前にRCフィルタが推奨されることが一般的ですが、AMC1303ではこの必要はありません。設計上、デバイスのアナログ・フロント・エンドの入力帯域幅は、「電気的特性」表の記載に従って制限されます。
変調器の出力するビットストリームのフィルタ処理には、TIのTMS320F2807xファミリの低コスト・マイクロコントローラ(MCU)、またはTMS320F2837xファミリのデュアルコアMCUのデバイスをお勧めします。これらのファミリは、専用のハードワイヤード・フィルタ構造を持つ8つまでのチャネルをサポートし、チャネルごとに2つのフィルタ処理パス(1つは制御ループで高精度の結果を得るため、もう1つは過電流検出用の高速応答パス)を提供しているため、システム・レベルの設計が大幅に簡素化されます。