JAJSG42I May 2009 – September 2018 CC430F5133 , CC430F5135 , CC430F5137 , CC430F6125 , CC430F6126 , CC430F6127 , CC430F6135 , CC430F6137
PRODUCTION DATA.
CC430マイクロコントローラは、広範なソフトウェアおよびハードウェア開発ツールによりサポートされています。ツールはTIおよびさまざまなサードパーティーから入手できます。
設計キットと評価モジュール
MSP-EXPCC430RFx実験キットは、MSP430ファミリの超低消費電力マイクロコントローラの製品であるCC430デバイス用の、完全なSub-GHz開発プラットフォームです。このキットには、Sub-GHzワイヤレス・モジュールとして、MSP-EXP430F6137Rxベース基板(CC430F6137搭載)と、MSP-EXP430F5137Rxサテライト基板(CC430F5137搭載)の2つが含まれます。
eZ430-Chronosは、CC430をベースに高度に集積化された開発ツールで、スポーツ・ウォッチに収められています。この製品は、ウォッチ・システムのリファレンス・プラットフォーム、パーソナル・エリア・ネットワークの個人用ディスプレイ、またはリモート・データ収集用のワイヤレス・センサ・ノードとして使用できます。
MSP-SA430-SUB1GHZスペクトラム・アナライザは、CC430ベースのリファレンス・デザインで、Sub-GHz周波数範囲のRF開発をすぐに開始するための簡単かつ安価なツールを実装するために使用できます。RFリンクを内蔵した電子機器はますます増加しています。RFトランシーバは安価ですが、そのシステムを設計およびデバッグするための機器は安価ではありません。CC430ベースのスペクトラム・アナライザは、高価な測定機器の必要性を減らすことができる、安価な開発ツールを提供します。
ソフトウェア
MSP430Wareソフトウェアは、すべてのMSP430デバイス向けのサンプル・コード、データシート、その他の設計リソースを、1つの便利なパッケージとしてまとめたものです。既存のMSP430用設計リソースの完全なコレクションに加えて、MSP430WareソフトウェアにはMSPドライバ・ライブラリという高レベルのAPIも含まれています。このライブラリにより、MSP430ハードウェアを簡単にプログラムできます。MSP430WareソフトウェアはCCSのコンポーネントとして、またはスタンドアロンのパッケージとして入手できます。
各種のアプリケーションの要求に応じて、各内蔵ペリフェラルを設定するCサンプル・コードです。
ULP (超低消費電力) Advisorは、MSP430およびMSP432マイクロコントローラ独自の超低消費電力機能を十分に活用できる最も効率的なコードを作成できるように開発者を導くためのツールです。熟練度にかかわらずすべてのマイクロコントローラ開発者を対象とするULP Advisorは、詳細なULPチェックリストと照らし合わせてコードをチェックし、アプリケーションの消費電流をナノ・アンペア単位で低減します。
開発ツール
Code Composer Studio は、すべての MSP マイクロコントローラ・デバイスをサポートする統合開発環境 (IDE) です。Code Composer Studio は、組み込みアプリケーションの開発とデバッグに使用される、組み込み用ソフトウェア・ユーティリティのスイートです。最適化C/C++コンパイラ、ソース・コード・エディタ、プロジェクト・ビルド環境、デバッガ、プロファイラなど、多数の機能が含まれています。
TIは、Red Hat社と提携し、コミュニティ主導のMSPGCCの後継版として、包括的にサポートされている新しいオープンソース・コンパイラを提供しています。この無料のGCC 4.9コンパイラは、すべてのMSP430デバイスをサポートしており、コード・サイズに制限はありません。さらに、このコンパイラはスタンドアロンで使用することも、Code Composer Studio v6.0またはそれ以降から選択することもできます。
MSP-FETは強力なエミュレーション開発ツールで、多くの場合、デバッグ・プローブと呼ばれています。ユーザーはこのツールを使用して、MSP低消費電力マイクロコントローラ(MCU)のアプリケーション開発を迅速に開始できます。
MSP GANGプログラマは、最大8つの同じデバイスを同時にプログラムできるデバイス・プログラマです。MSP GANGプログラマでは、標準のRS-232またはUSB接続を使用してホストPCに接続でき、柔軟なプログラミング・オプションを使用して、ユーザーがプロセスを完全にカスタマイズできます。