JAJSNG3D June 2013 – February 2024 CDCE913-Q1 , CDCEL913-Q1
PRODUCTION DATA
CDCE913-Q1 および CDCEL913-Q1 デバイスは、モジュラー型フェーズ ロック ループ (PLL) ベースのプログラマブル クロック シンセサイザです。これらのデバイスには、出力クロック、入力信号、制御ピンなど柔軟でプログラム可能なオプションがあり、ユーザーは CDCE913-Q1 および CDCEL913-Q1 をそれぞれの仕様に合わせて構成できます。
CDCE913-Q1 および CDCEL913-Q1 は、単一の入力周波数から最大 3 つの出力クロックを生成できるため、基板面積とコストを削減できます。さらに、複数出力を備えたクロック ジェネレータは、複数の水晶振動子を 1 つのクロック ジェネレータで置き換えることができます。本デバイスは、システムの小型化やコスト効率の向上が進んでいる、ADAS のインフォテインメント システムやカメラ システムのヘッド ユニット アプリケーションやテレマティックス アプリケーションに最適です。
それぞれの出力は、内蔵の構成可能な PLL を使用して、230MHz までの任意のクロック周波数にシステム内でプログラム可能です。また、PLL は拡散スペクトル クロック (SSC) もサポートし、ダウンおよびセンター拡散をプログラム可能です。その結果、電磁干渉 (EMI) 性能が向上し、CISPR-25 などの業界規格の適合を可能とします。
3 つのユーザー定義制御ピンを使用して、周波数プログラミングと SSC のカスタマイズにアクセスできます。この結果、クロックの制御に追加のインターフェイスを使用する必要がなくなります。ユーザーのニーズに応じて、特定のパワーアップやパワーダウン シーケンスを定義することもできます。