JAJSC72I December 2014 – February 2023 DRV5013-Q1
PRODUCTION DATA
DRV5013-Q1 デバイスに VCC を印加した後、OUT ピンが有効になるまでに ton が経過する必要があります。電源オン・シーケンス中、出力は Hi-Z です。ton が経過すると、図 7-3 と図 7-4 に示すパルスが発生します。このパルスにより、DRV5013-Q1 出力が起動後有効であるかどうかをホスト・プロセッサは判定できます。ケース 1 (図 7-3) とケース 2 (図 7-4) において出力は、一定の磁界 (B > BOP と B < BRP) を仮定して定義されています。
BRP < B < BOP の磁界強度で本デバイスの電源をオンにすると、本デバイスの出力は不定になり、Hi-Z になるか Low にプルされるかのどちらかになります。電源オン・シーケンス中、ton が経過するまで、出力は Hi-Z に保持されます。ton が経過すると、ton が経過したことを示すため、OUT ピンにパルスが出力されます。ton 後、BOP < B になるように磁界が変化すると、出力は解放されます。ケース 3 (図 7-5) とケース 4 (図 7-6) に、この動作の例を示します。