JAJSBZ8D May 2014 – February 2023 DRV5053
PRODUCTION DATA
DRV5053 デバイスは、磁気センシング用途向けのアナログ出力付きチョッパ安定化ホール・センサです。DRV5053 デバイスは 2.5V~38V の電源電圧で動作でき、-22V の継続的なバッテリ逆接続状態に耐えられます。約 -22V~2.4V が VCC に (GND を基準として) 印加されている場合、DRV5053 デバイスは動作しないことに注意します。また、本デバイスは過渡的に最大 40V の電源電圧に耐えることができます。
出力電圧は、パッケージに対して垂直な磁界によって決まります。磁界が存在しない場合、OUT = 1V となります。磁界はその大きさに応じて出力電圧を線形的に変化させます。
磁界の極性は、パッケージのマーキングされた側に S 極を近付ける方向が正と定義されています。パッケージのマーキングされた側に N 極を近付ける方向の磁界は負の磁界です。
負の感度を持つデバイス (つまり DRV5053RA:-40mV/mT) の場合、S 極は出力電圧を 1V 未満に低下させ、N 極は出力電圧を 1V 以上に上昇させます。
正の感度を持つデバイス (つまり、DRV5053EA:+40mV/mT) の場合、S 極は出力電圧を 1V 以上に上昇させ、N 極は出力電圧を 1V 未満に低下させます。