JAJSKG6B February 2020 – August 2021 DRV8210
PRODUCTION DATA
DRV8210 は、PH/IN1 ピンと EN/IN2 ピンで各種の制御方式をサポートするため、3 つのモードを備えています。MODE ピン は、表 8-2 に示すようにロジック LOW、ロジック HIGH、Hi-Z のいずれかに設定することで、制御インターフェイス・モードを選択します。MODE ピンは状態をラッチしないため、動作中に変更できます。
DRL パッケージのバリアントは、PWM インターフェイスのみをサポートします (表 8-3 を参照)。
入力は DC、またはデューティ・サイクルが 0% から 100% の範囲のパルス幅変調 (PWM) 電圧信号に対応できます。デフォルトでは、入力がなくても INx、PH/IN1、および EN/IN2 ピンには内部プルダウン抵抗が接続されているため、出力が Hi-Z になることが保証されます (唯一の例外はハーフブリッジ・モードで、INx がフローティングなら OUTx = L です)。
以下のセクションでは、各制御モードの真理値表を示します。また、DRV8210 では、ハーフブリッジのハイサイド MOSFET とローサイド MOSFET の切り替え時に自動的にデッドタイムが生成されます。以下のセクションで説明する H ブリッジの各種状態の呼称と構成を 図 8-3 に示します。