JAJSL46A August 2022 – December 2022 DRV8452
PRODUCTION DATA
スマート・チューン・リップル・コントロール減衰モードでは、PWM オフ時間は電流レベルと動作パラメータに応じて変化します。それは、ITRIP レベルと IVALLEY レベルを設定することで動作します。電流レベルが ITRIP に達すると、ドライバは tOFF 時間が経過するまで低速減衰に移行する代わりに、IVALLEY に達するまで低速減衰に移行します。
スマート・チューン・リップル・コントロール・モードのリップル電流の大きさは、表 7-19 に示すように RC_RIPPLE[1:0] ビット、または TOFF ピンによってプログラムされます。
ハードウェア・インターフェイス | SPI インターフェイス | 特定のマイクロステップ・レベルでの電流リップル |
---|---|---|
TOFF | RC_RIPPLE | |
0 | 00b (デフォルト) | 25mA + ITRIP の 1% |
1 | 01b | 25mA + ITRIP の 2% |
ハイ・インピーダンス | 10b | 25mA + ITRIP の 4% |
330kΩ を GND との間に接続 | 11b | 25mA + ITRIP の 6% |
スマート・チューン・リップル・コントロール方式により、リップル電流のレギュレーションを大幅に厳密化できるため、モーターの効率が向上し、可聴ノイズが低減されます。PWM 周波数が可聴範囲 (< 20kHz) にならないように、リップル電流設定を選択します。