JAJSVQ5 July 2024 DRV8962-Q1
PRODUCTION DATA
nSLEEP | INx | ENx | OUTx | 説明 |
---|---|---|---|---|
0 | X | X | ハイ インピーダンス | スリープ モード、すべてのハーフブリッジはディセーブル (ハイ インピーダンス) |
1 | X | 0 | ハイ インピーダンス | 個々の出力はディセーブル (ハイ インピーダンス) |
1 | 0 | 1 | L | OUTx ローサイド オン |
1 | 1 | 1 | H | OUTx ハイサイド オン |
入力は、DC モータの速度などの PWM 制御にも使用できます。PWM による巻線制御では、駆動電流が中断されたとき、モータの誘導性の性質から、電流を継続して流す必要があります。これを「再循環電流」といいます。再循環電流を扱うために、H ブリッジは 2 種類の状態 (ファースト ディケイまたはスロー ディケイ) で動作できるようになります。高速減衰モードでは、H ブリッジがディセーブルされ、再循環電流がボディ ダイオードに流れます。低速減衰では、モーターの巻線が短絡します。
ファースト ディケイを使用する PWM 信号の場合、ENx ピンに PWM 信号が印加されます。スロー ディケイを使用する場合、INx ピンに PWM 信号が印加されます。次の表に、OUT1 と OUT2 を H ブリッジとして使用し、DC モータを駆動する例を示します。
IN1 | EN1 | IN2 | EN2 | 機能 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | PWM | 1 | 順方向 PWM、スロー ディケイ |
PWM | 1 | 1 | 1 | 逆方向 PWM、スロー ディケイ |
1 | PWM | 0 | PWM | 順方向 PWM、ファースト ディケイ |
0 | PWM | 1 | PWM | 逆方向 PWM、ファースト ディケイ |