JAJSJT0B August 2022 – October 2023 DRV8962
PRODUCTION DATA
各ハーフブリッジの合計消費電力は、次のように計算できます。
PHB = PHS + PLS = [RDS(ON) × IL2] + [((2 × VD × tD) + (VM × tRF)) × IL × fPWM]
ここで、
DRV8962 の場合、代表値は 25℃で 53mΩ、150℃で 80mΩ です。
tRF = 出力電圧の立ち上がり / 立ち下がり時間
DRV8962 の場合、立ち上がり / 立ち下がり時間は 70ns または 140ns
DRV8962 では 1V
DRV8962 では 300ns
したがって、DRV8962 の合計消費電力は次の式で与えられます。
PTOT = n × PHB + PQ
ここで、n は同時にスイッチングされるハーフブリッジの数、PQ は静止電力損失です。
この例では、次のことを想定します。
4 つのハーフブリッジすべてがスイッチング
VM = 24V
IL = 3A
周囲温度 (TA) = 25℃
tRF = 70ns
入力 PWM 周波数 = 20kHz
VCC ピンが外部電源に接続されているとき、静止電流は 4mA なので、PQ は (24V × 4mA) = 96mW になります。
PHB = [53mΩ × 32] + [((2 × 1V × 300ns) + (24V × 70ns)) × 3A × 20KHz] = 0.614W
PTOT = (4 × 0.614) + 0.096 = 2.552W