JAJSQ89D december   2015  – september 2020 HD3SS3220

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 概要
  5. 改訂履歴
  6. ピン構成および機能
    1.     ピン機能
  7. 仕様
    1. 6.1 絶対最大定格
    2. 6.2 ESD 定格
    3. 6.3 推奨動作条件
    4. 6.4 熱に関する情報
    5. 6.5 電気的特性
    6. 6.6 タイミング要件
  8. 詳細説明
    1. 7.1 概要
      1. 7.1.1 ケーブル、アダプタ、直接接続デバイス
        1. 7.1.1.1 USB Type-C のレセプタクルとプラグ
        2. 7.1.1.2 USB Type-C ケーブル
        3. 7.1.1.3 レガシー・ケーブルとアダプタ
        4. 7.1.1.4 直接接続デバイス
        5. 7.1.1.5 オーディオ・アダプタ
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1  DFP / ソース - ダウンストリーム側ポート
      2. 7.3.2  UFP / シンク - アップストリーム側ポート
      3. 7.3.3  DRP – デュアル・ロール・ポート
      4. 7.3.4  ケーブルの向きとマルチプレクサ制御
      5. 7.3.5  Type-C 電流モード
      6. 7.3.6  アクセサリのサポート
      7. 7.3.7  オーディオ・アクセサリ
      8. 7.3.8  デバッグ・アクセサリ
      9. 7.3.9  アクティブ・ケーブルでの VCONN サポート
      10. 7.3.10 I2C および GPIO 制御
      11. 7.3.11 HD3SS3220 VBUS 検出
      12. 7.3.12 VDD5 および VCC33 のパワーオン要件
    4. 7.4 デバイスの機能モード
      1. 7.4.1 非接続モード
      2. 7.4.2 アクティブ・モード
      3. 7.4.3 デッド・バッテリ
      4. 7.4.4 シャットダウン・モード
    5. 7.5 プログラミング
    6. 7.6 レジスタ・マップ
      1. 7.6.1 デバイス識別レジスタ (オフセット= 0x07~0x00) [リセット = 0x00、0x54、0x55、0x53、0x42、0x33、0x32、0x32]
      2. 7.6.2 接続ステータス・レジスタ (オフセット = 0x08) [リセット = 0x00]
      3. 7.6.3 接続ステータスおよび制御レジスタ (オフセット = 0x09) [リセット = 0x20]
      4. 7.6.4 汎用制御レジスタ (オフセット = 0x0A) [リセット = 0x00]
      5. 7.6.5 デバイス・リビジョン・レジスタ (オフセット = 0xA0) [リセット = 0x02]
  9. アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
    2. 8.2 代表的なアプリケーション、DRP ポート
      1. 8.2.1 設計要件
      2. 8.2.2 詳細な設計手順
      3. 8.2.3 代表的なアプリケーション、DFP ポート
        1. 8.2.3.1 設計要件
        2. 8.2.3.2 詳細な設計手順
      4. 8.2.4 代表的なアプリケーション、UFP ポート
        1. 8.2.4.1 設計要件
        2. 8.2.4.2 詳細な設計手順
  10.   電源に関する推奨事項
  11. レイアウト
    1. 9.1 レイアウトのガイドライン
      1. 9.1.1 推奨される PCB スタックアップ
      2. 9.1.2 高速信号トレース長の一致
      3. 9.1.3 差動信号の間隔
      4. 9.1.4 高速差動信号のルール
      5. 9.1.5 差動ペアの対称性
      6. 9.1.6 ビアの不連続性の緩和
      7. 9.1.7 表面実装デバイス・パッドの不連続性の緩和
      8. 9.1.8 ESD/EMI に関する考慮事項
    2. 9.2 レイアウト
  12. 10デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 10.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 10.2 コミュニティ・リソース
    3. 10.3 商標
  13. 11メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

概要

HD3SS3220 は、DRP ポート・コントローラ付きの USB SuperSpeed (SS) 2:1 マルチプレクサです。このデバイスは、USB Type-C を実装するエコシステム向けに、チャネル構成 (CC) ロジックと 5V VCONN ソースを提供します。HD3SS3220 は、ダウンストリーム側ポート (DFP)、アップストリーム側ポート (UFP)、またはデュアル・ロール・ポート (DRP) として構成できるため、あらゆるアプリケーションに理想的です。

HD3SS3220 が DRP モードの場合、Type-C 仕様に従って、自らを DFP または UFP として交互に提示します。CC ロジック・ブロックは、USB ポートが接続されたかどうかとポートの役割を判断するため、CC1 および CC2 ピンのプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗を監視します。USB ポートが接続されると、CC ロジックはケーブルの向きも判定し、それに応じて USB SS マルチプレクサを構成します。最後に、CC ロジックは Type-C 電流モード (DFP および UFP モードでそれぞれデフォルト、中、高) をアドバタイズまたは検出します。

内蔵マルチプレクサの動的特性は非常に優れているため、SS 信号アイ・ダイアグラムへの減衰が最小限で、ジッタはわずかしか発生しない、スイッチングが可能です。このデバイスのスイッチ・パスは、適応型同相電圧トラッキングを採用しており、RX チャネルと TX チャネルの同相電圧が異なるのにもかかわらず、同一のチャネルを形成します。

製品情報 (1)
部品番号 パッケージ 本体サイズ (公称)
HD3SS3220 VQFN RNH (30) 2.50mm × 4.50mm
HD3SS3220I
利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。
GUID-1C7DDB6D-0DB2-4504-BC56-E5C5AA2FE6F5-low.svg概略回路図
GUID-9C4C36E1-72BE-42C3-97D6-F19BF0726281-low.png代表的なアプリケーション