JAJSMW4 December 2022 INA232
PRODUCTION DATA
Shunt Calibration レジスタは、デバイスが電流に基づいて結果を正しく通知できるよう、各 VS の電源投入時に正確にプログラムされる必要があります。最初のステップは、Equation2 を使用して電流の最小 LSB 値を計算することです。この式に最大想定電流 10A を当てはめると、LSB サイズは 305.17578μA になります。INA232 では、CURRENT_LSB を最小 LSB サイズの 8 倍まで選択できます。この例では、値として 500μA が使用されています。CURRENT_LSB と、シャント抵抗に対して選択した値に Equation1 を当てはめると、Shunt Calibration レジスタの設定は 1280d (500h) になります。Shunt Calibration レジスタに不適切な値を設定すると、電流に基づく結果はすべて 0 になります。シャント電圧とバス電圧の読み取りや、アラート制限の設定には、このレジスタをプログラムする必要はありません。