JAJSFM2H April 2018 – June 2024 ISO1410 , ISO1412 , ISO1430 , ISO1432 , ISO1450 , ISO1452
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
ISO14xx デバイスは、過酷な産業用環境で動作するよう設計された絶縁型 RS-485/RS-422 トランシーバです。ISO141x、ISO143x、ISO145x デバイスは、それぞれ最大 500kbps、12Mbps、50Mbps の信号速度をサポートしています。このデバイス ファミリは、3 チャネルのデジタル アイソレータと RS-485 トランシーバが、16 ピン SOIC パッケージに搭載されています。二酸化ケイ素をベースとする容量性絶縁バリアは、5kVRMS の電圧に対する耐性があり、絶縁動作電圧は 1500VPK です。絶縁により、通信ノード間のグランド ループが切断され、グランドの電位差が大きい場合でもデータ転送が可能になります。これらのデバイスは、従来のトランシーバよりも標準的な差動出力電圧 (VOD) が高く、ノイズ耐性が向上しています。VCC2 電圧 5V ± 10% において 2.1V の最小差動出力電圧が規定されており、PROFIBUS アプリケーションの要件を満たしています。デバイスのロジック電源電圧 (VCC1) が広く、1.8V、2.5V、3.3V、5V の制御ロジックとのインターフェイスをサポートしています。3V〜5.5V のバス側電源 (VCC2) により、最終システムで適切にレギュレートされた絶縁電源が不要になります。図 9-1 に全二重デバイスの機能ブロック図、 図 9-2 に半二重デバイスの機能ブロック図を示します。