JAJSFM2H April 2018 – June 2024 ISO1410 , ISO1412 , ISO1430 , ISO1432 , ISO1450 , ISO1452
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
ISO14xx デバイスは、マルチポイント RS-485 ネットワークでの双方向データ転送用に設計されています。ネットワーク内の各 RS-485 ノードの設計には、図 10-3 に示すように、ISO14xx デバイスと絶縁型電源が必要です。
RS-485 バスは、バス ケーブルと並列に接続された複数のトランシーバで構成されています。ラインの反射を除去するため、ケーブルの両端は終端抵抗 RT で終端されています。RT の値は、ケーブルの特性インピーダンス Z0 と一致しています。この方式は並列終端と呼ばれ、長いケーブル長にわたって高いデータ レートを実現できます。
全二重実装には、図 10-1 に示すように、2 組の信号ペア (4 線式) が必要です。全二重実装では、ノードごとに一方のペアでデータを送信しながら、同時にもう一方のペアでデータを受信できます。半二重実装では、図 10-2 に示すように、ドライバおよびレシーバのイネーブル ピンにより、いつでも任意のノードを送信モードまたは受信モードに設定できるため、ケーブル要件が削減されます。