JAJSCP8D november 2016 – march 2023 ISO7710
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
ISO7710 デバイスは、高性能の 1 チャネル・デジタル・アイソレータであり、UL 1577 準拠で 5000VRMS (DW パッケージ) および 3000VRMS (D パッケージ) の絶縁定格を備えています。デバイスは VDE、TUV、CSA、CQC 認定も取得しています。
ISO7710 デバイスは電磁気耐性が高く、エミッションが少なく、低消費電力を実現し、CMOS または LVCMOS デジタル I/O が絶縁されています。この絶縁チャネルにはロジック入力および出力バッファがあり、二重の容量性二酸化ケイ素 (SiO2) 絶縁バリアによって分離されています。入力電力または入力信号が失われた場合のデフォルト出力は、接尾辞 F のないデバイスでは HIGH、接尾辞 F のあるデバイスでは LOW です。詳細は「デバイスの機能モード」のセクションを参照してください。
このデバイスを絶縁電源と組み合わせて使用することで、RS-485、RS-232、CAN などのデータ・バスやその他の回路のノイズ電流がローカル・グランドに入り込む、あるいはノイズに敏感な回路に干渉するまたは損傷を与える、といったことを防止できます。革新的なチップ設計およびレイアウト技法により、ISO7710 デバイスは電磁気互換性が大幅に強化されているため、システム・レベルの ESD、EFT、サージ、および放射のコンプライアンスを容易に達成できます。ISO7710 デバイスには、ワイド・ボディ (DW) の 16 ピン SOIC パッケージのものと、ナロー・ボディ (D) の 8 ピン SOIC パッケージのものが用意されています。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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ISO7710 | SOIC (D) | 4.90mm×3.91mm |
SOIC (DW) | 10.30mm × 7.50mm |