JAJSCX1J March 2016 – October 2024 ISO7740 , ISO7741 , ISO7742
PRODUCTION DATA
ISO774x デバイスは、高性能、4 チャネルのデジタル アイソレータであり、UL 1577 準拠、5000VRMS (DW パッケージ)、3000VRMS (DBQ パッケージ) の絶縁定格を備えています。このファミリのデバイスの一部は、VDE、CSA、TUV、CQC に準拠した強化絶縁定格を備えています。ISO7741B デバイスは、基本絶縁定格のみを必要とするアプリケーション向けに設計されています。
ISO774x デバイスは、CMOS または LVCMOS デジタル I/O を絶縁すると同時に、低消費電力で高い電磁耐性と低い放射を実現します。それぞれの絶縁チャネルにはロジック入力および出力バッファがあり、二重の容量性二酸化ケイ素 (SiO2) 絶縁バリアによって分離されています。このデバイスにはイネーブル ピンがあり、対応する出力を高インピーダンスにすることにより、マルチマスタ駆動アプリケーションに使用でき、また、消費電力を低減できます。ISO7740 デバイスはすべてが同じ方向の 4 チャネル、ISO7741 デバイスは 3 つの順方向チャネルと 1 つの逆方向チャネル、ISO7742 デバイスは 2 つの順方向チャネルと 2 つの逆方向チャネルを備えています。入力電源または入力信号が失われた場合のデフォルト出力は、接尾辞 F のないデバイスでは HIGH、接尾辞 F のあるデバイスでは LOW になります。詳細は「デバイスの機能モード」のセクションを参照してください。
これらのデバイスを絶縁電源と組み合わせて使用することで、RS-485、RS-232、CAN などのデータ バスやその他の回路のノイズ電流がローカル グランドに入り込んで敏感な回路に干渉しまたは損傷を与えることを防止できます。革新的なチップ設計およびレイアウト技法により、ISO774x デバイス は、電磁両立性が大幅に強化されているため、システム レベルのESD、EFT、サージ、および放射の規格準拠を容易に達成できます。ISO774x デバイスは、16 ピン SOIC および QSOP パッケージで供給されます。
VCCI=入力電源、VCCO=出力電源 GNDI=入力グランド、GNDO=出力グランド |