JAJSHX2C September 2019 – February 2024 ISO7741E-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
ISO7741E-Q1 車載用デバイスは、グレード0、高性能、4 チャネルのデジタル アイソレータであり、UL 1577 準拠、5000VRMS の絶縁定格を備えています。このデバイスは、VDE、CSA、TUV、CQC に準拠した強化絶縁定格を備えています。温度範囲が最大 150℃ と広いため、ベルト スタータ ジェネレータ、ウォーター ポンプ、冷却ファン、スート センサなど、周囲温度が 125℃ を超える可能性のあるアプリケーションに適しています。
ISO7741E-Q1 デバイスは、CMOS または LVCMOS デジタル I/O を絶縁すると同時に、低消費電力で高い電磁耐性と低い放射を実現します。それぞれの絶縁チャネルにはロジック入力および出力バッファがあり、二重の容量性二酸化ケイ素 (SiO2) 絶縁バリアによって分離されています。このデバイスにはイネーブル ピンがあり、対応する出力を高インピーダンスにすることにより、マルチマスタ駆動アプリケーションに使用でき、また、消費電力を低減できます。 ISO7741E-Q1 デバイスは 3 つの順方向チャネルと 1 つの逆方向チャネルを備えています。入力電源または入力信号が失われた場合のデフォルト出力は、接尾辞 F のないデバイスでは HIGH、接尾辞 F のあるデバイスでは LOW になります。詳細は「デバイスの機能モード」のセクションを参照してください。
これらのデバイスを絶縁電源と組み合わせて使用することで、CAN などのデータ バスやその他の回路のノイズ電流がローカル グランドに入り込んで敏感な回路に干渉しまたは損傷を与えることを防止できます。革新的なチップ設計およびレイアウト技法により、ISO7741E-Q1 デバイス は、電磁両立性が大幅に強化されているため、システム レベルのESD、EFT、サージ、および放射の規格準拠を容易に達成できます。ISO7741E-Q1 デバイスは、16 ピン SOIC パッケージで供給されます。
VCCI=入力電源、VCCO=出力電源 GNDI=入力グランド、GNDO=出力グランド |