JAJSU48A April 2024 – May 2024 ISOM8610
PRODUCTION DATA
ISOM8610 は 80V 単極、常時開スイッチで、オプト エミュレータ入力を備えています。フォトカプラ エミュレータ入力により、2 次側の電源を必要とせずに、双方向 MOSFET を制御します。本デバイスは、従来の多くのオプトカプラとピン互換であり、ドロップイン交換が可能なため、PCB の再設計なしで業界標準パッケージを拡張できます。
ISOM8610 フォトカプラ エミュレータ スイッチは、広い温度範囲、厳格なプロセス管理による部品間のばらつきの低減など、フォトカプラに比べて信頼性と性能の面で大幅に優れています。エミュレートによるダイオード入力段は、経年変化の影響を補償する必要がないので、LED の経年劣化があってデバイスの寿命全体にわたって大きいバイアス電流を必要とするフォトカプラよりも、消費電力が小さくなっています。ISOM8610 のスイッチ出力は、デバイスの寿命全体にわたってアノード / カソード ピンを流れる、わずか 0.8mA の電流で制御できるので、システムの消費電力を削減できます。
ISOM8610 は、3.75kVRMS の絶縁定格に対応する、小型の SO-4 パッケージで提供されます。このデバイスは高い性能と信頼性を備えており、ビル オートメーション、ファクトリ オートメーション、半導体テスト、産業用コントローラの I/O モジュールなどのアプリケーションに使用できます。