JAJSO77C November 2021 – January 2023 ISOUSB211
PRODUCTION DATA
0.1μF のコンデンサは、GNDx に接続した V3P3Vx ピンのすぐ近くに配置することを推奨します。1μF のコンデンサは、GNDx に接続した VBUSx ピンのすぐ近くに配置することを推奨します。2μF、0.1μF、および 10nF のコンデンサは、それぞれ V1P8Vx と GNDx の間、ピン 4 と 3 の間、ピン 25 と 26 の間、ピン 11 と 12 の間、およびピン 25 と 26 の間の、可能な限りデバイスの近くに配置することを推奨します。より容量の小さいコンデンサを IC の近くに配置します。VCCX ピンが 構成例 3 に示されているように抵抗を介して接続されている場合、1μF のコンデンサは、VCCx (ピン5、24) と GNDx (ピン3、26) の間の、可能な限りデバイスの近くに配置することを推奨します。この場合、V1P8Vx ピンのコンデンサが優先されます。
これらのデカップリング・コンデンサに関する推奨事項は、3.3V および 1.8V 電源が外部から供給されるか、内部 LDO を使用して生成されるかに関係なく適用されます。
デカップリング・コンデンサの推奨配置については、GUID-81AE7320-6667-4230-B5EB-2135CC34375A.htmlセクションを参照してください。小さなフットプリントのコンデンサ (0402/0201) を推奨します。これにより、ビアを使用せずに、電源ピンと最上層の対応するグランド・ピンのすぐ近くに配置できます。IC の近くに配置することを考慮する場合、V1P8Vx 電源のコンデンサが優先されます。
ホスト / ハブまたはバスパワーのペリフェラルを絶縁する場合、絶縁型電源が必要であり、テキサス・インスツルメンツの SN6505B などのトランス・ドライバを使用して生成できます。このようなアプリケーションについては、『SN6505 絶縁型電源用の低ノイズ 1A トランス・ドライバ』データシートに、詳細な電源設計とトランス選択に関する推奨事項が記載されています。ホスト / ハブを絶縁している間に CDP 機能が有効になっている場合、絶縁型電源は VBUS 上で 1.5A を供給できる必要があります。