JAJS856G november 1999 – march 2023 LM2596
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
表 9-6 を参照してください。
出力電圧が約 10V を超える場合は、追加のコンデンサが必要です。補償コンデンサは通常 100pF~33nF で、出力電圧設定抵抗 R2 と並列に配線されます。これにより、高い出力電圧、低い入力電圧または出力電圧、またはソリッド・タンタル・コンデンサなど ESR が非常に低い出力コンデンサについて、安定性が向上します。CFF の値は、式 10 で計算します。
このタイプのコンデンサには、セラミック、プラスチック、シルバー・マイカなどを使用できます。Z5U 材料で製造されたセラミック・コンデンサは、特性が不安定なため推奨されません。
各種の出力電圧のフィードフォワード・コンデンサについて、値を表 9-6 にまとめます。この例では、560pF のコンデンサが必要です。
出力 電圧 (V) | スルーホール出力コンデンサ | 表面実装出力コンデンサ | ||||
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PANASONIC HFQ シリーズ (μF/V) | NICHICON PL シリーズ (μF/V) | フィードフォワード・ コンデンサ | AVX TPS シリーズ (μF/V) | SPRAGUE 595D シリーズ (μF/V) | フィードフォワード・ コンデンサ | |
2 | 820/35 | 820/35 | 33nF | 330/6.3 | 470/4 | 33nF |
4 | 560/35 | 470/35 | 10nF | 330/6.3 | 390/6.3 | 10nF |
6 | 470/25 | 470/25 | 3.3nF | 220/10 | 330/10 | 3.3nF |
9 | 330/25 | 330/25 | 1.5nF | 100/16 | 180/16 | 1.5nF |
1 2 | 330/25 | 330/25 | 1nF | 100/16 | 180/16 | 1nF |
1 5 | 220/35 | 220/35 | 680pF | 68/20 | 120/20 | 680pF |
2 4 | 220/35 | 150/35 | 560pF | 33/25 | 33/25 | 220pF |
2 8 | 100/50 | 100/50 | 390pF | 10/35 | 15/50 | 220pF |